千里山女子高校・麻雀部監督の日記-22-

記入日:2010年6月15日(火)

1 園城寺が事故あった。正確には事故にあいかけた、だが。

 通学中にスピード違反の車にハネられかけたらしい。あくまでハネられかけただけで、あのまま走られてもギリギリ接触事故にはなってなかったような、と本人は言っていたが、園城寺を庇おうとした(つもり)で飛び出した七海が逆にスピード違反の車を大破させたらしい。ちょっとなにやってるのかわからない。

 幸い、誰も怪我は無かったので良かったのだろう。良かったことにしておこう。地区予選も無事突破したので、インハイに向けての準備を進めないといけない以上、あまり余計なことは考えたくないし直視したくない。

 次の土日はプロに来てもらって練習試合をやる予定だ。古巣に声をかけてみたところ、今年も快く練習相手を買って出てくれた。向こうとしてはドラフトに向けての品定めの意味もあるだろうが、それはこちらにとっても好ましい。プロを目指している生徒は少なくないし、この機会にアピールしてくれればと思う。

 古巣の方では今季いっぱいで退任予定の監督の後任人事が問題となっているらしい。監督に誘われたものの、直ぐに断っておいた。監督には現役時代に世話になったので申し訳なくもあったが、やはりプロチームの監督より千里山の監督であり続けたい。

 インハイの準備といえば、月末の合宿の宿泊先がやっと決まった。レギュラーメンバーの希望もあって、行き先は奈良の松実館という旅館になった。正直、あそこに行くのは気が重い。

記事まとめ(日誌系)


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