白糸台高校・麻雀部監督の日誌-27-

記入日:2010年10月10日(日)

1 今日は百鬼さんの説得に行ったものの、白糸台行きに関しては断られた。とりあえず対局までは漕ぎ着けたのでデータを活かす方向に転換することにする。

 一人は特待生取ることは決まっているものの、守備寄りの才能を持つ子なので、エースとして据えるには得点力に不安がある。

 現状では照が一人で五人分稼いでいてくれるのでいいけど、照が卒業した後のことを考えて少なくとも二年に一度は稼げる子を捕まえておきたい。稼げるに越したことはないけど、「攻撃は最大の防御! 攻撃特化メンバーでレギュラー構成しよう!」とか馬鹿みたいなことはやるつもりはないので、大きく稼ぎはしないけど、大崩もしない安定した子は今後も取っていくつもりだ。

 ともあれ、百鬼さん断られたので次は北海道でも行こうかなーと考えつつ、甘味処で休憩していたら照が店員の子を捕まえて「打ってみたい」と言い出した。

 相手はまったくの初心者で麻雀打ったことも無いらしかったけど、照が直感で「何となくピンときた子」だったらしく、それなりに特殊な子だった。

 照曰く、「第一打に捨てた牌がオーラスで配牌に戻ってくる」という特殊性を持ち合わせた子らしい。とてつもなく強力というわけではないけど、役満は狙いやすくなるし、特殊な者同士で打ってもそうそう影響力で負けそうにないらしい。

 地力に関しては白糸台入学後に追々つけていくとして、照が「ピンときた」というのを信じて白糸台に招くつもりだ。まあ、親御さんを説得していかないとダメなんだけど、そっちは私の仕事だから私が何とかしていこうと思う。

記事まとめ(日誌系)


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