白糸台高校・麻雀部監督の日誌-40-

記入日:2011年10月27日(木)

1 今日から世間は読書週間ということで、白糸台高校も読書週間に入ることになった。

 私は別に読む必要は無いんだけど、せっかくなので久しぶりに小説を読むことにした。

 ただ、さっきまで照に借りた小説を読んでいたんだけど、えらく難解だったので先ほどギブアップしてしまった。小説を貸してくれた照は少し目をキラキラさせて「読み終わったら感想を聞かせてほしい」と言っていたんだけど、さてどう誤魔化そうか。

 大人としては正直に「読めませんでした」と言って、もっと読みやすい本を借りた方がいいんだろうけど、母親の威厳というものが……うーん、昔はそれなりに読んでいたつもりなんだけどなぁ。

 照はお義父さんと読書の趣味が似通ってきた気がする。咲の方がお義父さんに影響されて読書始めて、照はそれに対抗して読み始めたって感じだったのでちょっと意外だった。ひょっとして難しい本を読むのは「私はこんな難しい本も読める。すごい」という示威行動なのだろうか? 誰に対しての、というのは書かないでおく。

 今日は文字活字文化の日でもあるけど、先日送った荷物は届いただろうか?

 照は家に帰ってきてからチラチラと電話に視線を送っているけど、受話器を取る勇気は無いみたい。

 そんなことになるだろうとは思っていたので、この間いっしょに出かけたときに「誰に贈る」ということはふせて、人に勧めるならどの本がいい? と聞いて買っておいた本も一緒に送っておいたので、いまはそれで勘弁してほしい。

記事まとめ(日誌系)

続きを読む


カテゴリー: 未分類 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。