今年の高校生は不作? そんな中、ドラフト1位が期待される選手も

日刊マージャン 2002年09月11日20時15分配信

 夏が終わり、六大リーグも終盤戦に突入。既に九州、四国の二つのリーグは優勝チームが決定したが、関東、関西、中部、北海道リーグは未だ優勝争いの真っ只中である。上位チームが日本シリーズに向けて準備を進める中、10月末に行われるドラフトに向け、最終交渉を進めるチームも増えてきた。

 スカウト達は今年のドラフトに関して口を揃えて「高校生に関しては不作」と話している。確かに今年の高校三年生は例年に比べ、活躍した選手は少ない。しかし、そんな中で一人だけドラフト1位が期待されているのが朝酌女子高校の瑞原はやりだ。

 瑞原は谷間世代と言われる今年の高校三年生の中ではずば抜けた成績の残している。中学二年、三年と二年連続でインターミドル個人戦優勝。多くの名門校に誘われる中、その誘いを断って地元の朝酌女子高校に進学し、二年生の時に自校をインターハイ団体戦優勝に導き、自身も個人戦1位となっている。

1 スタイルはスタンダードなデジタル打ち。地味ではあるが安定しており、プロをも唸らせた判断速度から即戦力として期待されているようだ。

 最後の夏のインターハイでは惜しくも団体戦優勝を逃したが、今年の年明けに行われたプロアマ親善試合では一位となっていることからも超高校生級の選手と言っても過言ではないだろう。ドラフトでの競合は必至で、おそらく5から10チームは一位指名に動くと見られている。

 瑞原以外に現在の高校三年生で目立った選手がもう一人いる。今年のインターハイで優勝した土浦女子の小鍛治健夜だ。

 ただ、彼女が公式戦に出場したのは今年のインターハイが初で、活躍はしたものの多くのスカウトは「たまたま運良く結果を残せただけで、瑞原と比べれば雑な打ち方が多く、長期的なスパンを考えればプロでは通用しないだろう」という意見が大半を占めているようだ。

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