千里山女子高校・麻雀部監督の日記-2-

記入日:2008年05月05日

6 地区大会のメンバーが決まった。

 ゴールデンウィーク明けに発表することになるが、三年生のことを想うと毎年気が重くなる。

 レギュラーに選ばれるのは僅か五名であり、補欠も選びはするがレギュラーと交代するなどということはまず無い。千里山で補欠がレギュラー入りしたのは、私が高三だった年が最後だ。

 二年生や一年生には来年や秋季大会があるが、三年生にとっては最後の公式戦となる。三年間努力してきて最後の夏までレギュラーに選ばれなかった者にとって、何も声をかけられないということは「お前の努力は無駄だった」と言われるに等しいだろう。

 自分の実力を知っており、諦めのついている部員もいる。ただ、ランク上位でありながらあと一歩でレギュラーに届かなかった三年生が毎年いて、過去に抗議しにきた者も何人かいる。部員数の多い学校である以上、仕方の無いことではあるが、仕方がないで完全に割り切れる問題でも無い。

 気が重かろうが、監督の仕事は全うしなければならない。

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