藤田靖子プロ戦。
この頃は咲さんに「まるでお姉ちゃんと対局した時みたいな――」と言わせるほどだったのに、いまは噛ませポジションに落ち着いた気がする。
とはいえ、彼女のプロ麻雀カードに書かれている「S-23」というのが国内ランク23位とかいう意味なのだとしたら実力は相当のものである。国内ランク23位という意味だったらだが、実際のところはちょっと違うのだろう。どちらにしろプロの中では実力者の部類ではあると思うが。
彼女のプロ麻雀カードに関する考察は「私的素敵ジャンク」の管理人であるhannover様が書かれた「プロ麻雀カードから三尋木プロとかカツ丼さんとかを妄想してみた」などで見ることができる。
そちらの記事によると、藤田プロの経歴にある「大岡山」とはとある大学なのでは無いか? という説が唱えられている。プロ麻雀カードに書かれている彼女の年齢は「25歳」で、仮に「22歳」で大学卒業したとして、その後に実業団チームに行っている。宮永咲達が一年生の年に25歳で、その前の年の時点でプロアマ親善試合にプロとして出ていたとしたら、少なくとも「23歳」か「24歳」の時にプロデビューしていることになる。
ひょっとしたらプロアマ親善試合にはアマチュア側として参加したのかもしれないが、仮に23か24にプロデビューしたのであればまだまだ若手の部類だろう。
仮に24歳でプロデビューを果たしたのであり、他のプロ麻雀カードも同年に作られたものであれば、戒能良子プロと同じ年にプロデビューしていることになる。もしかしたらルーキーオブザイヤー争いをした仲なのかもしれない。
また、私が計算は大の苦手なので計算ミスしてる可能性があるが、藤田プロは高校の時に三尋木咏プロと同学年だったようだ。ひょっとしたらインハイで二人は対決したのかもしれない。
戒能プロにしろ三尋木プロにしろ、藤田プロが二人に勝っている姿が思い浮かべれないが……。高校では三尋木プロにボコボコにされ、やっとプロになったと思ったら戒能プロに新人王掻っ攫われたと考えると藤田プロがとても可哀想な存在に見えてくる。
大学に行ったプロといえば、hannover様が瑞原はやりプロがとある大学に行っていた可能性を挙げられていた。それを聞いたとき、個人的には「ああ確かにそれっぽい」と思った内容だったので、おそらくそのうち考察記事を書いてくださるのでは無いだろうか(適当)
本編の話に戻ろう。
この回は咲-Saki-シリーズの根底を揺るがしかねない問題発言があった回である。そう、片岡優希さんの「パンチラ! ほれ!」という発言のことである。咲-Saki-世界にパンツなんてあるわけが無いのに何を言っているんですかねこの子は!