日刊マージャン 2008年04月10日(木)20時16分配信
本日、茨城県つくば市のつくば国際会議場で行われた対局に小鍛治健夜(つくばプリージングチキンズ所属)が出場し、移籍後初の勝利を収めた。
小鍛治は昨年まで関東リーグの覇者、恵比寿レッドスナッパーズに所属していたが、今年に入って地元茨城のつくばプリージングチキンズに移籍している。
一時は引退の噂も囁かれ、保持している八つのタイトルも返上するものと思われていたが、最終的には引退せず、移籍のみに留まっている。
ただ、つくばでは出場を控えているらしく、対局に出てきたのは今日が初めてとなった。半ば引退した形となるが、今年もタイトル戦には出場を予定しており、今年も勝利することが出来れば史上初の九冠保持者という日本プロ麻雀界の歴史に残る成績を残すことになる。
また、一週間後に予定されている古巣の恵比寿との対局にも出場予定。恵比寿は小鍛治の移籍で大きく戦力をダウンさせているが、それでも日本シリーズ四連覇記録を達成しており、この対局には早くも注目が集まっているようだ。
話はそれるが、最近面白い話を聞いた。ある人が恵比寿のトライアウトを受けに行った時の話だ。若いスカウトマンは履歴書を見ながら「ずっと日本リーグで打たれてたんですねえ」とさげすむように言った後、「小鍛治健夜の倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ」と言ったそうだ。
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