まんがんウェブ 2013年12月02日(月)12時00分配信
昨日、プロアマ親善試合・中部リーグ対日本リーグトーナメントの決勝戦が行われた。
優勝したのはプロチーム側、佐久フェレッターズとなった。決勝卓での順位は「1位:佐久フェレッターズ(中部リーグ) 2位:諏訪トラベラーズ(中部リーグ) 3位:フローズンリバー東郷(日本リーグ) 4位:ペナソニック・パンサーズ(日本リーグ)」となり、プロリーグ側が実業団チームを下して1位、2位を独占する形となった。
決勝の結果だけ見ればプロリーグ側が圧勝したように見えるが、実はプロにとっては大変不甲斐ない大会となっている。
今大会に出場したのはプロリーグの中部リーグ代表の8チームと、実業団リーグである日本リーグ代表の8チームによるトーナメント。一回戦、二回戦、決勝の区間で行われた団体戦形式の大会となる。
一回戦と二回戦は上位2チームが勝ち抜けというルールだが、中部リーグ代表チームは佐久と諏訪を除く6チームが一回戦で敗退。一時は「ひょっとしたら決勝が日本リーグのチームだけになるかもしれない」と騒がれもした。
結果的にプロリーグ側が優勝したものの、一回戦で大半が脱落したことにより、プロ側にとっては大変不甲斐ない結果に終わったと言っていいだろう。ネットでは現在も「中部リーグ代表で初戦敗退した6チームは日本リーグ代表チームと入れ替えろ」という議論が沸き起こるなど、大きな話題を呼んだ。
元々は関東リーグ、そして関西リーグからチームを引っ張ってきて独立した中部リーグではあるが、リーグ開設当初から「全体の質がプロリーグの中で一番悪い」と言われるほどであり、今大会の結果はその評価をさらに後押しするものになってしまったかもしれない。
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