大星淡、留年の危機

4 本日、白糸台高校・期末考査の結果が発表された。

 考査の結果如何によっては、冬季休暇中に行われる補習への参加が義務付けられており、今回も多くの生徒が真剣に考査に挑んでいた。

 また、赤点を取った者は補習への参加だけではなく、年明け後の再試験を受ける必要があり、生徒全員が楽しい冬休みということにはならなかったようだ。望まぬ結果を突きつけられた生徒達は、一様暗い顔をして週末を迎えることとなった。

 その中には、期末考査前のインタビューで「私に赤点はありません」と答えていた白糸台麻雀部部長の大星淡(二年)の姿もあった。本人によると今回は五教科で赤点を取り、補習への参加はもちろん、再試験の結果次第では留年もあり得るとのことだ。

 常日頃から「私の実力は高校101年生だよ」と自信ありげに話している大星だが、さすがに留年の危険性があることには堪えたのか、「私は高校3年生になるよ……」と自信無さげにコメントしている。

 麻雀部監督によると、大星淡の留年回避のために白糸台麻雀部の総力を結集し、冬休み前から彼女のために勉強会を開くとのことだ。

 その知らせを聞いた大星は現在逃亡中。大星確保のため、勉強会よりも前に白糸台麻雀部の総力を結集することになったようだ。

 白糸台新聞部 2013年12月13日(金)配布


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