後半戦・南一局。諦めず前へ進む片岡優希だったが、対面のリーチに萎縮してしまう。仮に手が入ってもリーチをかけるためにはドラを切っていく必要がある。それでも進むか、これ以上失点しないために退くか、迷う片岡を見た長野最強の一角がついに動き出す――。
というわけで片岡さん疾走から福路さん無双で先鋒戦は終了。先鋒戦は風越が制したものの、どの高校も良いキャラクターが揃ってましたね。
東場の片岡優希を止めた井上純、得意な東場がもう巡ってこないとしても諦めなかった片岡優希、その二人を手玉に取ってみせた福路美穂子、あと、えーっと……あれ? この卓って三麻でしたっけ?
個人的にお気に入りのシーンは南一局一本場の福路さんが二副露させてくれるところ。一応初対面の敵同士ではありますが、二人が仲良しっぽくて和むんですよね。福路さんの包容力によるところが大きいんだとは思いますが。
全国編にて片岡さんは井上さんに特訓してもらったり、天江さんにアドバイスをもらったことを回想で思い出していたりしていますが、そのうち福路さんにも何らかのアドバイスを貰ったことが語られるような気がします。
福路さんの読みを真似るのは無理だとしても、例えば福路さんが一年生の頃に団体戦でレギュラー、しかも先鋒としてオーダーされていたものの、全国では惨敗で悔しかった想いを語ってくれて、心理的な支えになってくれるとか。
二年前の風越は結局、全国何回戦まで行ったんでしょうね。