千里山女子高校・麻雀部監督の日記-13-

記入日:2009年05月20日

1 もうすぐ地区予選、今年突破すれば八連覇達成だ。八は末広がりで縁起がいいし、可能であれば取っておきたい。八に限らず連覇出来るに越したことは無いが。

 地区予選とはいえ、今年もキツイ戦いになりそうだ。昨年度二位の桐蔭も今年の布陣は侮れそうにないし、龍谷など世界ジュニアで活躍していた選手がいる。関西版臨海女子でも出来るのかと思ったら、親の仕事の都合でたまたま日本に来ただけらしい。

 春の練習試合で龍谷の監督が「いいでしょー」としつこく自慢してきたぐらい、いい選手だ。練習試合では岡本が完封したとはいえ、来日前はかなり際立った成績を残しているので油断は出来ない。地区予選はあくまで通過点とはいえ、かといって上ばかり見ていては足を掬われかねない。やはり一戦一戦を決勝と思って挑んでいきたい。

 大分落ち着いたかと思ったら、今日も退部者が出た。これで17人目。本人の様子を見て引き止めはするが、引き止めても本人にとってもこちらにとってもいい結果を招きそうに無い場合は、そのまま退部届けを受理しているようにしている。毎年のこととはいえ、やはり気持ちの良いものではない。

 退部したのは蔵垣るう子。最終的な成績は三軍止まり。友人に誘われて高校から本格的に麻雀を始めたものの、部内のレベルの高さに付いていけなくなったとのことだ。

 独特な名前だったので、新入生の中では一番最初に名前を覚えた気がする。入部当初から成績は芳しくなく、正直、一番最初に辞めると思っていた。それでも友人に励まされたり、居残りで練習していたりと、最終的に努力が実を結ぶかどうかはともかく、退部は無いかなと思っていた矢先のことだった。

 付き合いはそれほど長くはないらしいが中学時代からの後輩が退部したことで七実も珍しくしょげていた。後輩の居残りに付き合っていた時間を地区予選に向けての練習に割けるようになったのであれば、監督としては喜ぶべきなのかもしれない。喜べるわけが無いが。

記事まとめ(日誌系)


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