日刊マージャン 2006年11月03日19時11分配信
昨日行われた日本シリーズ最終戦は恵比寿レッドスナッパーズの勝利で閉幕。これにより恵比寿は四年連続日本シリーズ優勝を果たし、連覇記録をまた一つ積み上げていることとなった。
恵比寿は元々弱いチームでは無かった。だが、ここ数年の勢いは凄まじく、名伯楽の熊倉監督の補強や采配の成功、選手の活躍がその原動力となっている。
特に四年連続リーグMVPに輝き、世界戦でも結果を残し続けている小鍛治健夜の活躍が大きいだろう。対抗馬として期待されていた横浜ロードスターズの三尋木咏も、健闘むなしく直接対決は全て小鍛治が圧倒している。
万事順調に見える恵比寿だが、裏では人事面でいくつかのトラブルを抱えている。
その筆頭が2001年より監督を務めてきた熊倉トシ解任である。昨年より噂自体はあったが、現在は後任の監督も決まり、今年度での退陣がほぼ確定している。フロント側では「新しい風を入れるため」という発表が成されているが、ファンや選手の間では四連覇の功労者の一人である熊倉解任への批判の声は大きい。
監督の解任だけではなく、小鍛治を除く何人かの選手放出の噂も囁かれており、来年度は危ういのでは、という意見も少なくない。
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