千里山女子高校・麻雀部監督の日記-19-

記入日:2010年4月15日(木)

1 新しい年度が始まり、新入部員も入ったのに部が平和すぎると思って調べを進めた結果、放課後に居残っていた新入生が犠牲になっていたことが判明した。

 下手人である七実は窓から逃亡をはかったが、予め対七実用に連れてきていた叶絵が後頭部をはたいて気絶させて捕まえてくれた。

 この間、頭部に植木鉢落ちてきてもケロリとしていた七実だが、力の入れ方次第ではダメージが入るらしい。体罰が騒がれる昨今、振るう機会も無いだろうが念のためやり方を聞いておくことにした。

 七実の指導の犠牲になった生徒の中には、特待生として呼んだ江口の姿もあり、少しヒヤッとしたが早期に発見できたので、犠牲者の大半が簡単な指導で元に戻りそうだ(何人か手遅れがいたが)

 そんなトラブルもあったが、地区予選メンバー決めの対局は滞り無く進行している。個人的に注目しているのは新入生の江口セーラ、清水谷竜華の二人だ。

 特に江口の方は一年生でレギュラー入りも有り得るぐらいの成績を残している。そろそろランク上位の洗礼があるとは思うが、二人とも新入生の中では頭ひとつ抜けており、伸びしろも十分なだけに今後の成長が楽しみだ。  

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