戦犯新聞 2013年06月11日(火)15時15分配信
麻雀のプロリーグで使用されている統一牌が今シーズンから公表がないまま変更されていた問題で、日本麻雀連盟の加藤良二会長が本日11日、東京都内で記者会見を開き、「選手には申し訳ないと思っている」と謝罪した。
日本麻雀連盟は点数移動がより激しくなるよう、メーカーに調整を指示していたが、加藤会長は「さっきまで全くしらなかったし。カトちゃんは悪くないし」と、自らは関わっていないことを主張した。
自らの責任については、「不祥事とは思ってないけど、状況を知りえなかったのは悪かったし。今後のことはバカンス行ったあとに考えるし」と述べるにとどまり、辞任の意向は示さなかった。
日本麻雀連盟では事務局長と他の二人だけが変更に関わり、公式戦開幕前から完全に調整を加えた新しい牌への移行を済ませたとしている。
連盟には現在使用中の牌は従来のものに比べてトビ率が三倍となっているというデータも提出されており、今回の件はファンのみならず、プロリーグで活躍する選手たちの間からも批判の声が挙がっている。
連盟の今後の対応次第では事態の沈静化が長引くこと必至だろう。
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