千里山女子高校・麻雀部監督の日記-25-

記入日:2010年8月6日(金)

3 インターハイ団体戦の一回戦の日程が消化され、明日からは二回戦が始まっていくことになる。

 二回戦で千里山が当たる中で注意したいのが新道寺女子。九州最強の高校と言われ、インターハイ常連校の一つでもある。今年は一年生を先鋒に据えてきており、成績などを鑑みるにその一年生、白水哩が新道寺のエースなのだろう。

 白水はインターミドルでも活躍していた選手で、一年生とはいえ注意する必要があるが、真に注意するべきは来年の白水哩だろう。今年はそこまで警戒しなくてもいいはずだ。

 優勝を狙っていく上で最も邪魔になりそうなのは同じシード校の大生院女子と臨海女子だろう。大生院女子はほぼ戒能のワンマンチームだったが、それでも去年も優勝争いに参加してきている。

 ただ、去年までであれば戒能に仕事させなければ良かったが、今年は少々毛色が違うメンバーとなっているので注意したい。臨海など元世界ジュニアチャンプを引っ張ってきている。どちらかというと戒能の方が対応に困るだけに怖いが、総合力でいえば臨海に軍配が上がるだけにあちらも気をつけなければならない。

 白糸台も今年はインターハイ出場を果たしている。あの一年生がこれから三年間出場し続けると考えると、少し憂鬱になる。

 あとは姫松高校とか。新道寺や臨海女子と同じく全国常連校だけに今年の質の良い選手を揃えてきている(※ただし先鋒の愛宕洋榎は除く)

 注意したい選手、学校を挙げれば切りが無いだけに、やはり今年も厳しいインターハイになるだろう。

 部屋割りに関して。

 七実が騒ぐ、下級生同級生見境無くイタズラする。挙げ句の果てには戒能に夜這いをかけに行こうとするなど試合をやる前から千里山が敗退しそうだったので、部屋割りを変えて七実と同室になって監視することにした。

 監視することにしたのはいいが、同室になったらなったで「三年間色々ご迷惑おかけしました」「いまでも麻雀楽しめてるのは監督のおかげです」「もうちょっとだけ迷惑かけさせてください」などと殊勝な態度を取り始めた。ちょっぴり、ほんのちょっぴりだけ目頭があつくなってしまった。

 が、寝ようと電気消したら十分も経たないうちにシーツをパラシュート代わりにホテルを脱走しようとしていた。おそらくまた戒能のところへ夜這いに行こうとしていたと思われるが、先ほどとの落差に腹が立ったので、飛び立とうとした七実のケツに蹴りを入れておいてやった。今夜は静かに眠れそうだ。

記事まとめ(日誌系)

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