第69回インターハイ終了 エース達の進路は

日刊マージャン 2010年08月18日(水)11時16分配信

1 昨日、第69回全国高等学校麻雀選手権大会の全日程が終了。団体戦優勝は白糸台高校(西東京代表)、個人戦優勝は戒能良子(愛媛県代表)となった。

 団体戦では惜しくも準決勝敗退した大生院女子の戒能だったが、激戦となった個人戦決勝卓を制して個人戦では優勝。今年優勝したことで昨年度インターハイの個人戦を合わせて個人戦二連覇を達成している。

 高校入学当初は「なぜ無名の選手が大生院の特待生として選ばれたのか」と疑問視されていたが、初の公式戦出場となる地区予選から際立った成績を残し続け、最後まで周囲の期待に応え続けた。

 戒能は大会終了後のインタビューでもプロ行きを希望しており、秋のドラフトに向けて多くのプロチームが最後のアプローチを仕掛けている。本人はチームに関して希望は無いものの、「関東リーグは小鍛治プロや三尋木プロがいらっしゃるので極力避けたいです」と少し消極的な発言を残している。

 その戒能とは逆に高校入学当初から期待されていた選手が千里山女子(大阪)の藤白七実だった。インターミドルで優勝し、関西の名門校、千里山女子に入学。一年生でレギュラーを獲得し、地区予選から団体戦準決勝まで安定した成績を残し続けていた。が、その年の団体戦決勝で戒能に大量失点して惨敗した。

 しかし、秋季大会より打ち筋を一新させて復帰。かなり独特な打ち方をするため、内外から批判の声が大きかったが結果的に成績を残しているため、現在ではそういった声も小さくなっている。

 藤白も戒能と同じプロ行きを希望しており、大会後のインタビューでは「プロでは戒能良子さんと同じチームでプレーしたいです」「ちょっとストーカーみたいで気持ち悪いと思うかもしれないですけど」「でもしょうがないですね」とコメントし、それを隣で聞いていた戒能に「普通に気持ち悪いわ」と頭を小突かれる姿も目撃された。

【関連記事】
今年度インターミドルチャンプ 母校で祝勝会
大宮で新チーム発足へ 監督は元プロの瑞原はやり?


カテゴリー: 未分類 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。