松実宥の日記-20-

2003年02月15日 天気:晴れ

1 今日、学校をおやすみしてお母さんをむかえにいきました。

 去年からまたお母さん入院してたけど、もう病気なおったので退院するそうです。

 荒川先生は千羽鶴のこうかがあった、って言ってたけど、きっと先生ががんばってくれたから退院できたんだとおもいます。先生はちゃんと約束まもってくれました。

 先生はお金いらないって言ってたけど、先生にいっぱいありがとうって言いたかったので、玄ちゃんといっしょにおてがみ書きました。先生におてがみわたして、いっぱい、いっぱい、ありがとうって言いました。先生はわらってあたまをなでてくれたけど、手がふるえてました。

 先生かぜひいたの? って聞いたら、ちょっとこまった顔して「なんでもないよ、大丈夫だよ」って、玄ちゃんとわたしをぎゅってしてくれました。

 お母さんは部屋の出口でころびそうなってました。床にぺたーんしそうだったけど、お父さんが止めてくれたので大丈夫でした。ナースさんが車イス持ってきてくれようとしてたけど、お父さんはお母さんをおひめさまだっこではこぶからいいって言って、はこんでました。

 お母さん、とってもはずかしそうにしてたけど、お父さんにぎゅってだきついてました。お父さんはとってもちからもちです。

 お父さんとお母さんと玄ちゃんとわたしと、おうちに帰ってきました。

 お母さんは「もう入院しなくていいから、これからずっと側にいれるからね」って言ってました。
 
 明日からいっぱいお母さんとあそびたいです。

 ずっといっしょです。

記事まとめ(日誌系)


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