【西東京地区予選】東亜学園、松庵女学院がまさかの敗退

卓上報知 2010年06月07日(月)12時18分配信

1 昨日行われた第69回全国高等学校麻雀選手権大会・西東京地区予選団体戦決勝では、白糸台高校が優勝し、西東京代表として全国大会に進むこととなった。

 かつては「西の千里山、東の白糸台」と呼ばれるほどの全国屈指の名門校として有名だった白糸台だったが、近年は成績が振るわず、地区予選一回戦で敗退することすらあった。三年前には僅差ながらも地区予選を制し、全国へと駒を進めたものの、全国一回戦で敗退してしまっている。

 今年の白糸台は一回戦から順調に勝ち進み、決勝へ進出。ただ、決勝の相手は二年連続で西東京地区予選を制し、今年の地区予選優勝の最有力候補と言われた東亜学園と、昨年度個人戦6位の山本美穂(三年)を擁する松庵女学院との対局であり、試合開始前から白糸台の優勝は絶望視されていた。

 先鋒戦は白糸台も健闘し、何とか一位で終了。だが、次鋒から副将の失点が相次ぎ、副将戦終了時には四位まで転落。この時点でトップとは十万点差まで追い込まれている。

 副将戦開始時点で暫定トップの東亜学園は森明日香(二年)、暫定二位を走っていた松庵女学院は山本美穂をそれぞれ大将に配してきた。どちらも両校のエースであり、このまま順当に東亜と松庵の優勝争いが始まるものと思われていた。実際、前半戦の東一局は山本が和了し、白糸台の親番を終わらせている。

 だが、迎えた前半戦・東二局から白糸台の大将、宮永照(一年)が大暴れ。東亜の森も松庵の山本も健闘したが、宮永の勢いが止まらず、後半戦で十万点差を覆した白糸台がトップに返り咲き、そのまま優勝という運びとなった。

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