長野県・風越女子高校付近で強盗事件

信濃毎朝新聞 2013年05月22日(水)11時30分配信

1 昨日、長野県飯田市宮ノ上の道路上で風越女子高校に通う女子生徒がバールのようなもので殴られそうになり、殴ろうとした犯人が病院に担ぎ込まれるという事件が発生した。

 事件が起こったのは2013年5月21日午前8時30分ごろ。学生や社会人にとっては通学、通勤時間で、事件が発生した時も数人の学生たちが学校への通学路を歩いている時間帯だった。

 犯人は覆面をつけ、バールのようなものを持って「バラバラに引き裂いてやろうか!」などと意味不明の言葉を叫びつつ、風越女子高校に通う生徒に殴りかかったが、100m先にいた鶴賀学園の生徒に数枚の麻雀牌を投げつけられ、右手右足左手左足の関節を撃ちぬかれたところを取り押さえられ、駆けつけた救急車で病院へと運ばれることになった。襲われた女子生徒にケガは無かった。

 病院に運ばれた犯人は未だ意識を取り戻しておらず、犯行の動機は不明のままだったが、今朝になって警察の調べにより、犯行前にネット上の掲示板に「いまから小鍛治プロのカード奪ってくる」などの書き込みを行ったことが判明しており、強盗目的で女子生徒を襲ったものだと思われる。

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