【あきらめの悪い男たちが集結! プロ雀士合同トライアウト】

まんがんウェブ 2011年11月12日(金)08時03分配信

 11月11日、小田原アリーナで「男子プロ雀士合同トライアウト」の一次審査が行われた。ある者は生き残るため、ある者は見切りをつけるため、ある者は参加賞のアンパンと牛乳をもらうために――。

 日本プロ麻雀界に居場所を失った男たちが集う合同トライアウトは、秋恒例の一大イベントである。麻雀ファンだけでなく、テレビ各局クルーが集結し、多くの記者たちが足を運ぶのは、限られたチャンスの中で必至に打牌する選手たちの姿があるからだ。現役への生き残りをかけた切実な勝負があるからこそ、見るものを惹きつけてやまない。

 一次審査は翌日の二次審査に向け、ふるいをかけることが目的である。今年は東風戦、半荘戦、半荘戦(三麻)、鉄骨渡りが行われた。鉄骨渡りでは運営側の不手際で鉄骨に電流が流れ、腰掛けて休んでいた参加者がショックで鉄骨から落ちるというトラブルが発生したが、その後は特に問題無く進行した。

 今年のトライアウト参加者は136人に及んだが、最終的に残ったのは僅か3人。例年より苛烈な審査だったが、3人とも怯む様子は無かった。二次審査に残った南浦プロは「二次審査は現役プロとの対局と聞いた。だが、誰が相手でもただ勝つだけだ」とコメントしている。

 
【関連記事】
合同トライアウトで58人が食中毒 原因はアンパンか
女子プロ雀士合同トライアウト 今年はあみだくじで審査


カテゴリー: 未分類 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。