うまいわおまえのデータ…!!

Aブロック準決勝副将戦 表

Aブロック準決勝副将戦 グラフ

Aブロック準決勝副将戦 個人収支

Aブロック準決勝副将戦 団体収支

Aブロック準決勝副将戦のグラフです。
表の背景が赤いところが、原作に存在する確定した描写です。
それ以外は計算や状況から導き出された推測です。

さて、一見してわかるように、誠子の失点がひどすぎます。
ただしこれは、多少同情できる余地はあります。
副将戦を通じて、誠子は徹底して鳴き麻雀をやっていました。
団体収支は大幅プラスからのスタートなんですから、戦術的に考えて、
面前のダマで堅く打って、つつがなく試合を消化していけばいいのは
明白なのにもかかわらずです。
これはもう、フィッシャーの能力として「鳴かなければ和了できない」という制限が
あるとしか考えられません。

3フーロ

咲に出てくる各種能力は、おおまかに2種類にわけることができると言えます。
ひとつは、厳しい制限を満たすことで、はっきりした大きな効果を得られるもの。
もうひとつは、特に制限なく常に恩恵を得られるけど、あいまいで効果が緩いもの。
玄のドラローは前者、宥のあったか~い牌は後者ですね。
 
3フーロという制限をクリアしたら5巡以内にツモれるというのは、
明らかに前者のタイプです。
このタイプの場合、「能力を使用する・しない」の切り替えの融通が効かない
ケースが多く、誠子もまさにそうなんでしょう。
そのため、和了りに向かうためにはどうしても鳴かなければならず、
鳴いて手牌が少なくなったところを狙ってくるプレイヤーがいると
散々な目にあってしまうようです。
ボウリング多面待ち

逆に制限が緩い後者のタイプなのが、灼の能力です。
ボウリング能力として制限の厳しいタイプと勘違いされることが多いようですが、
全然そんなことはありません。
ボウリング1

まずはこれです。ボウリングの残ピンの形を明らかに捨てているにもかかわらず、
問題なくロン和了し、その後も、この捨て牌選択によるデメリットのようなものは
発生していません。

ボウリング2

そしてこれです。
待ちは7p8pで、「ベイビースプリット」というボウリングの残ピンの形を満たしています。
裏ドラをめくっていますので、リーチしていることは確定ですね。
手牌を見れば、リーヅモ三色ドラ1までは明白です。
これで5翻の2000・4000なのですから、このツモに一発がついていないことがわかります。
ボウリングの残ピンの形を満たしていても、別段「一発ツモになる」のような特典はないのです。
裏ドラものっていません。 
ボウリング3

最後にこれです。
これは2p4p5p7p8pの5面待ちです。もし2p4p5p8pだったなら「バケット」を満たしているのですが、
これには余計な7pがあります。にも関わらず、特に問題なくツモ和了できています。

以上3点の状況証拠より、灼の能力は例えば「ボウリングの残ピンの形でテンパイしたら
一発ツモができる」のような制限の厳しいタイプではなくて、
「なんとなくピンズをツモることが多めで、テンパイ時にはボウリングの残ピンに近い形に
なってることが多い」だけの緩い能力だということがわかります。
宥のあったか~い牌の亜種と言っていいでしょう。 

だから…待ちパターン一覧を書け麻のお題にとか、そんなこと考えなくてもええんやで(ニッコリ)
副将キンクリ

この副将戦はキンクリタイムが結構長くてやっかいですが、
こういう発言もありますので、哩は3900を2回和了したことにしてみました。
大将戦のリザベの動向次第では、このグラフも作りなおしになるかもしれませんね。


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