Bブロック2回戦大将戦のグラフ…と行きたかったのですが、
記事が長くなりすぎたので3部構成で行きます。
今日は、グラフ少なめです。あ、明日から本気出すから！
東3局のこのシーンは、誰が放銃したのか曖昧でしたが、
得点を計算していくと、咲さんの放銃だったことが確定します。
末原さんの得意技、「超早和了り」。
これ、結構スルーされてて気づいてない方が多かったんじゃないかと思います。
そもそも一読しただけじゃ、なにを考えてんだかさっぱりわかりませんしね。
前後の状況を踏まえて熟考するに、
「2位に40000点差以上の圧倒的トップで親番が回ってきた。
普段ならこういうときはノーテン親流れして局を消化することを考慮して
超早和了りによる積極的な攻めはあまりしないのだけど、
怪物だらけのこの卓ではそんな守りの気持ちでは逃げ切れない。
だから親番でも攻める！ リーチ！」
こういう感じの解釈すれば意味が通るかと思います。
つまりここまでの3連続和了も、この親番のリーチも、「超早和了り」を
やっていた結果だ、と見るべきでしょう。
さて、その超早和了りリーチを大明槓して8000点です。
この後の得点表示によって、この大明槓責任払いは、
リー棒も奪っていることが確定しています。
姉帯さんの先負は、地味にリー棒を奪うことによるダメージもあるのですが、
咲さんがカンで回避したように、追っかけられた本人のツモチャンスという隙があります。
これに対して咲さんの大明槓責任払いは、リー棒も奪い、
本人のツモチャンスもなく一瞬で決めてしまいます。
大明槓責任払いは、まさに嶺上使いの咲さんの必殺技ですね。
なお、末原さんは4sをアンコってリーチしていました。
つまり上の嶺上開花の4sは、ラス牌です。
1枚でも残っているならツモってみせる…ということなんでしょうね。
そしてこの和了りは、嶺上開花ドラ3です。
槓ドラをいっさい乗せず、表ドラもあまり乗せない咲さんには珍しいドラ3ですね。
実は咲さんがドラを3枚乗せたのは、この1回きりです。
てっきりドラが乗らないのは能力による制限かと思ってましたが、
別にそんなことはない…ということですね。
この回の副題は[嶺上]です。嶺上開花の持つ可能性を様々な角度からてんこ盛りで
魅せつけた回だったと言えるのではないでしょうか。
グラフなしも寂しいので、和了回数の内訳など。
末原さんの放銃がやばい…。
これでは末原さんの一人負けもしゃーないですね。
逆に霞さんはお見事。
こういった防御力の高さの評価が、そのまま結果として出ていますね。
次回
圧倒的な実力差を見せつける咲さん ～霞さん蹂躙編～
お楽しみにっ。
