阿知賀女子学院・麻雀部活動日誌-6-

今日の日付:2010年03月25日(木曜日)

1 松実玄です。終業式も終わって春休みになりました。

 一応、卒業式もあって中学三年生のお姉ちゃんは卒業となったのですが、高校も同じところにあるのであまりお姉ちゃんが卒業したという実感が湧いてきません。一足早く休みに入ったお姉ちゃんはコタツの中で春休みを満喫しています。

 といってもウチは旅館で、この時期はお客さんがいっぱい来られます。なのでそれほど休んでばかりもいられません。

 今日は日誌を書いて、お掃除したら直ぐに家に戻ります。

 昨日、久しぶりに麻雀を打ちました。
 
 ウチの旅館の遊戯室には全自動卓があって、宿泊されているお客様や近所の人が麻雀を打ちにやってくるので、ちょっとした雀荘みたいになっています。

 昨日は面子の足りない卓があって、ちょうど私の手が空いていたので人数合わせのために何局か打つことになりました。久しぶりに打つ麻雀はとても楽しかったです。

 ただ、お客様には不快な思いをさせてしまいました。

 私がいると、私にはドラがいっぱい来てくれるのですが、他の人にはドラが来なくなってしまいます。

 同卓していたお客様に言われました。お嬢ちゃんはドラばっかり来て楽しいかもしれないが、一緒に打つやつはドラが来なくてつまらないだろうな、と。

 何でこんな簡単なことに気づかなかったんだろう。

 お客様の言う通りです。ドラがあれば簡単に打点を上げれるのに、ずっと私が独り占めにしてきたんですから。

 つまらない、と言われたのは初めてです。

 でも、阿知賀こども麻雀クラブのみんなも同じ想いを持っていたのかもしれません。

 きっとみんな、ずっとガマンしてくれてて、

 憧ちゃんが阿太峯に行ったのも、穏乃ちゃんと和ちゃんが麻雀部に戻って来てくれなかったのも、

 私が麻雀部に居座り続けたからなんじゃないかな、と。

 そんなことを考えていました。


カテゴリー: 未分類 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。