中部リーグ・クライマックスシリーズ、ついに決着

日刊マージャン 2017年10月05日(木)10時13分配信

4 昨日、中部リーグ・クライマックスシリーズが決着。今年の中部リーグ王者が決定した。

 今年は、諏訪トラベラーズ、飯山スパイダーズ、木曾谷ベアーズ、安曇野ドラゴンズの四チームが中部リーグ・クライマックスシリーズ進出を果たしていたが、実質的には諏訪と安曇野の一騎打ちと言っても過言では無かっただろう。

 9月29日に行われた第一戦から諏訪と安曇野の乱打戦に発展。先鋒戦では諏訪の福路美穂子が制し、妹尾佳織が大量失点し、いきなり4位に転落した安曇野だったが、副将の宇津木玉子猛追し2位に浮上。バトンを託されたエースの天江だったが、諏訪とのエース対決に敗れ、初日は諏訪トラベラーズが制した。

 9月30日に行われた第二戦にて、安曇野は再度妹尾を先鋒に起用。二度役満を聴牌したものの、この日も福路に流される。だが、先鋒戦終了時点で1位が諏訪、2位が安曇野という順位となっており、続く次鋒、中堅で一度ずつ順位が入れ替わり、この日も大将戦でのエース対決が実現。

 しかし、この日も諏訪が勝利。総得点では天江が勝ったものの、副将までに稼がれた点差を活かされ、敗北している。第三戦を制すれば三勝先取で諏訪のクライマックスシリーズ優勝が確定するだけに、ファンは試合後からお祭り騒ぎ、初日から飲んだくれていた諏訪のエースもこれに参加し、留置所で一夜を明かすこととなった。

 10月1日行われた第三戦。クライマックスシリーズは五戦の中で選手一人あたりが先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の各区間で合計四度しか出場することができず、初日と二日目に主力を精力的に投入していた飯山と木曾谷は成果を残せず完全に失速していた。

 三日連続で出場している松実玄だったが、この日も諏訪の岡本渓に完封されている。本来、岡本はチームがトップの際にクローザーとして出てくることが多いのだが、解説の大沼秋一郎元プロ「対松実用に無理やりぶつけてきている」とコメントしている

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