千里山女子高校・麻雀部監督の日記-14-

記入日:2009年08月24日

1 今日は第二回のオープンスクールがあった。前回は学校説明が主だったが、今回は部活動体験が主たるものになる。

 麻雀部を目的に千里山に入る生徒が少なくないため、毎年多くの中学生がここにやってくる。前日まで悩みの種だった七実をどうやってオープンスクールから追い出すかについては、最終的に七実が自主的に休んだため考えずに済んだ。休みの理由はインハイで仲良くなった(らしい)戒能とデートするためだとか。

 七実と打つのが目的でオープンスクールに来てくれた中学生もいたかもしれないが、現物を見て幻滅させてはいけない。また柄にも無く子どもたちの夢を守ってしまった。幻滅したいなら千里山に入学してきて存分に幻滅してくれればいい。そうすればもう手遅れである。

 七実が欠けた分は引退した三年生達が協力してくれたので、やってきた中学生達も十分に実りのあるオープンスクールになったのではないだろうか。急遽中学生代表チームと千里山代表チームによる対局を行ったため、蔵垣には色々と苦労をかけてしまった。一時は退部したものの、友人たちの説得でマネージャーとして戻ってきてくれて以降、苦労をかけっぱなしだ。主に今日デートとやらに行っているやつの世話係として。

 今日のオープンスクールには千里山中の江口セーラも来てくれていた。インターミドル後、さっそく親御さんと本人交えて話をした結果、千里山に特待生入りすることはほぼ内定している。今日は一緒に千里山に来る予定の友人に付き合ってきていたらしい。

 技術的にはまだ拙いところはあるが、十分即戦力。拙いということは伸びしろもあるということだ。一緒に千里山に入ってくれるであろう友人には清水谷竜華もおり、こちらも有望株だ。現エースという頭痛の種さえ無ければ千里山の未来は明るいだろう。

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