千里山女子高校・麻雀部監督の日記-38-

記入日:2011年07月14日(木)

1 今日、ようやく面会謝絶の解けた園城寺に会いに行ってきた。

 月曜日に学校で倒れたときに比べれば顔色も良くなっていたが、さすがにまだ体調悪いようだ。それでも園城寺が倒れたときの竜華とセーラよりはマシだ、と言うと仕方なさそうに笑っていた。

 園城寺が倒れたとき、私は何も出来なかった。

 幸い、園城寺の側にいたセーラが直ぐに救急車を呼んでくれたので最終的には何とかなった。本来、私がそれをやるべきだったというのに、血の気が引いて、ただ突っ立っていただけとは教育者失格もいいところだろう。

 園城寺は早くて8月半ば、遅くて9月ごろに退院することになるらしい。

 夏休みを病院で過ごさないといけないとか憂鬱、と園城寺は笑っていた。笑っていたが、夏休み以上に竜華とセーラが出場するインターハイを心待ちにしていたはずだ。

 もし人の運命を決めている神がいたら、そいつはただのクズだと再確認できた日だった。

記事まとめ(日誌系)


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