記入日:2012月08月20日(火)
今日から謹慎となった。
準決勝で倒れた怜の件を週刊誌が報道し、学校には問い合わせの電話が殺到した。春季大会からインターハイまで、こうなることは覚悟していたが、だからといっても気が滅入るものは滅入る。
書かれたのは本当にあることないことだったが、怜が倒れる可能性を黙認し、準決勝前に至っては怜の背中を押してしまったのは事実だ。あることだけ挙げても私は教育者失格だろう。
謹慎処分で済んでいるのは後援会の人たちのおかげだ。ただ、あくまで仮の処分なので今後どうなるかはわからない。私はともかく、洋榎や絹の将来に影響しなければいいが、覚悟していたといいつつも本当に馬鹿なことをしてしまった。
昼間、怜から電話があった。
こちらの心配より自分の身体の心配をしてほしいが、ひとまず元気そうで少しだけ安心した。
千里山の監督になって10年。
そろそろ潮時なのかもしれない。