千里山女子高校・麻雀部監督の日記-53-

記入日：2012月08月27日(月)

　阿呆共が生放送乗っ取り、私に関する弁明をしてはや二日。

　怜と主犯達が我が家にやってきた。

　インターホンが鳴り、誰が来たかわかった時点で玄関まで走り出て隣近所の目など気にせずに怒鳴り散らして説教してやろうと思ったものの、いざ外に出てみると全員で揃って土下座していたので怒る気も萎えてしまった。

　とはいえ、まったく説教しないわけにもいかず、家に上げて一時間ほど説教をした。

　嬉しく思ったのは事実だ。ただ、それ以上に肝が冷えた。

　私の所為でこれ以上、大事な奴らが割を食うなんて見ていられない。

　説教した後、約一名が「まあまあ監督、ここは私の顔に免じて許してください」というので、ひとまずは許した。その約一名は首から下を庭に埋めてやったが。　

　結局、家族以外の夕飯を作るはめになり、いまは全員客間で雑魚寝している。

　明日の朝食も大量に作らないといけないと思うと気が重い。

　ただ、おかげでようやく決心がついた。

■記事まとめ（日誌系）