朝曰新聞 2019年09月24日(火)15時14分配信
今年5月に発生した「IAI」が販売を代行していた「復刻版・超ファットケーキ」による腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒で、東京都の女児が後遺症を負ったとして、女児や両親らがIAIに約514万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、女子は今年5月11日、IAIの復刻版・超ファットケーキを食べ、10日後に下痢などを発症。病院でO157による食中毒と診断され、計30日間入院した。回復後は恐怖からケーキが食べられない状態になっている。
問題となっている復刻版・超ファットケーキは、惰弱な健康フードに一喝を放つべく作り上げた超ファットケーキの復刻版。『これを食べて大丈夫なら貴方は本当に健康です』を謳い文句に売りだされていたが、30,000キロカロリーの実質油の塊であるケーキを食べて死者が出たために販売停止となった。
しかし、ファンの熱い要望により復刻版が売り出されることとなり、復刻版は美味しさそのまま60,000キロカロリーにパワーアップしている。復刻版の方では死者は出なかったものの、集団食中毒の影響で再度販売停止となっている。
【関連記事】
・宮永プロ・姉帯プロ出演の料理番組にクレーム殺到
・「つい陽気になって……」 宮永照、救急車で搬送