ワイナビニュース 2008年06月09日(月)08時53分配信
昨日行われた第67回全国高等学校麻雀選手権大会団体戦・愛媛県予選決勝にて大生院女子が優勝し、全国行きのキップを掴んだ。大生院女子の全国出場は五年ぶりとなる。
一昨年度は準決勝で敗退したものの、昨年度はトップと1000点差の二位で地区予選を終えたが、今年は2位と5万点差で快勝している。
今回の地区予選、勝利に最も貢献したのは今年公式戦初出場となる戒能良子(高一)だろう。中堅でオーダーされた戒能は一回戦から決勝まで、全ての対局をプラス収支で終了。各区間で平均4万点という初出場らしからぬ成績を残し、愛媛MVP選手にも選出されている。
戒能はこれまで実績の無い選手でありながら大生院女子の特待生と選ばれており、内外から批判の声が寄せられていたようだが、今大会の結果を見るに特待生に選ばれだけの十分な実力を持っていたのかもしれない。
ここ数年は振るわなかった大生院女子だったが、戒能良子の登場で四国屈指の名門校の地位を取り戻すことも叶うかもしれない。とはいえ、戒能が打ったのはまだ半荘六回であり、今週末から行われる個人戦と全国での活躍を冷静に見守るべきだろう。
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