松実宥の日記-64-

2012年10月03日(木) 天気:晴れ

1 今日はちょっと疲れました……。

 松実館に泊まっていたお客様二人が本物の巫女さん、というか霊能者? みたいな感じだったらしく、お母さんを無理やり成仏させに来たそうです。

 小さい方のお客様(でも私と同学年)が教えてくれて、何とか二人を説得して帰ってもらいました。お母さんに一時的に逃げてもらったり、逃げている間に穏乃ちゃんに足止めしてもらったりして、大騒ぎだったけど。

 大きい方のお客様、カイノウさん(なんて漢字かわかりません。お母さんが生きてたらお母さんより少し年上ぐらいかな?)が言うには、いまのお母さんは「多大な影響与えるほどのものではないけど、世の中のバグみたいなもの」だそうです。

 お母さんが幽霊として存在しているのは「何か心残りがあるから」だそうです。

 ただ、「放置しておいてもそっちの方は、あと半年ほどで消える」って言ってました。

 どうすればいいのかな……って迷ったけど、私はお母さんの心残りを解決して、安心して天国に行ってもらうことにしました。

 本人に聞いても何が心残りなのかわからなかったけど……記憶が戻っていけば、そのうち思い出してくれるのかな。

 あと、露子ちゃん――お母さんに私が自分の娘だって伝えました。

 お母さん、やっぱり思い出せないみたいで戸惑っていました。

 心残りのことといっしょに、私と玄ちゃんのことも思い出してほしいなぁ……。

記事まとめ(日誌系)

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