日本初の総理大臣も泊まった老舗 若女将の手厚いおもてなしも魅力

くつろぎネット 2018年03月01日配信

1 日本一の桜の名所として名高い吉野山。この霊山が人を魅了するのは春ばかりではない。初夏は新緑、秋は紅葉、そして雪景色と、いつ訪れても吉野詣は風情に満ちている。

 その吉野山で、最も古い伝統と由緒を誇り、幾多の文人墨客にこよなく親しまれてきた純和風の宿が「松実館」である。

 全館吉野杉・檜で吉野造りの香わしい純和風の趣きが宿泊者に寛ぎをあたえて造りとなっており、春は桜、秋は紅葉と四季の風情を感じながら楽しめる露天風呂や、部屋で楽しめる四季の味覚を盛り込んだ夕食などくつろぎと安らぎの宿として宿泊者の評判は高い。

 元々は吉野山に修行に訪れた行者をもてなす宿として始まった松実館。現在は天江衣プロや愛宕洋榎プロなど、多くのプロ雀士が訪れることで有名だが、そういった有名人からサインをもらったり、ましてや飾ることは一切しない。

 「お客様がどんな身分の方でも、そういった意味で差別をしたくないんです。どんな人でも寛いでもらえて、ほっとしていただける環境を生み出すことが旅館として一番大切なことだと伝えられてきて、私もその考えを引き継いでいこうと考えています」と、女将の松実宥さんは語る。

 お客様だけではなく、同業者である旅館経営者からの支持が高いのは、代々受け継がれてきたその精神がしっかり宿に浸透しているからではないだろうか。

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