【第71回インターハイ】福岡県代表・新道寺女子が準決勝敗退

Press9 2012年08月12日(日)08時33分配信

2 昨日、第71回全国高等学校麻雀選手権大会・団体戦Aブロック準決勝が行われた。

 Aブロック準決勝は「白糸台高校(西東京)」「千里山女子(北大阪)」「新道寺女子(福岡)」「阿知賀女子(奈良)」の四校で行われ、激闘を制し、1位で決勝へと駒を進めたのは奈良県代表阿知賀女子学院となった。白糸台高校は1位突破の最有力候補と目されていたが、準決勝は2位で終了している。

 先鋒戦では昨年度個人戦1位にしてインターハイ二連覇の立役者、白糸台の宮永照が他家を圧倒。二位と115,300点差という大差をつけて終局に至った。しかし次鋒戦以降では失点が相次ぎ、昨年度王者白糸台も徐々に点数を削られて行った結果、2位で決勝進出となった。

 今年のインターハイでは唯一の準決勝進出校となった新道寺女子は副将戦から怒涛の追い上げ、大将戦では一時1位まで浮上。大将戦後半の南三局では役満を和了する活躍を見せたものの、最終的には4位でインターハイ決勝進出の道を断たれている。

 新道寺女子は4位で敗退したものの、後援会主導で福岡県福岡市博多区にあるJR九州ホールで行われた応援会では680席ある観戦席が全て満席となり、準決勝開始から終了まで熱狂に包まれており、敗退が確定してもなお新道寺女子への声援が送られ続けていた。

 新道寺女子麻雀部後援会会長は「敗退したことは新道寺ファンとして悔しい。でも、生徒達の方がもっと悔しいと思う。これからも応援し続けたいから、来年以降も頑張って欲しい」と記者へのインタビューに答えている。

 決勝進出を決めた阿知賀女子の監督は奇しくも2011年まで活動していた博多エバーグリーンズの中核選手であった赤土晴絵であり、新道寺女子麻雀部の部長・白水哩を始めとする部員の半数以上が準決勝終了後に赤土晴絵のサインをもらうために阿知賀女子の控室に並ぶという微笑ましい姿も見受けられた。

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