咲-Saki-は現実世界での西暦何年の出来事なのでしょうか?
検証してみました。
まず、本編1巻99Pより、この煽り。
アニメでもちょくちょくこのナレーションが入りますね。
これで、21世紀の出来事であることは特定出来ました。
阿知賀編1巻157Pより。
穏乃たちの奈良県予選の直前に写ったカレンダーです。
色使いより、日曜が右端に来るタイプのカレンダーだとわかります。
つまり、6月1日は水曜日です。
そこで、このサイトです。
年と月を入力すれば、カレンダーが表示されます。
これを利用すれば、6月1日が水曜日になる年がわかるわけです。
ちなみに、1年は365日ですので、7で割ると52とあまり1。
つまり1年経つと、曜日がひとつズレていきます。
うるう年では2日ずれるため、たいていは5・6年ごとに同じ曜日になり、
ときどきうるう年のせいで目的の曜日が飛ばされて
2回分周期で同じ曜日が来ることになります。
それを踏まえれば、100年全部を入力してチェックする
必要などないので、調査は簡単です。
その結果、2000年から2100年までの範囲で6月1日が水曜日となるのは…
2005年
2011年
2016年
2022年
2033年
2039年
2044年
2050年
2061年
2067年
2072年
2078年
2089年
2095年
この14年、と特定出来ました。
ここから更に絞り込んでいきます。
その要素は…満月!
本編6巻171P。長野の決勝戦が行われた日は満月。
衣が大暴れでした。
上述の14年のうち、長野決勝戦が行われた日に満月だった年を探せばいいのです。
では、長野決勝戦が行われたのはいつだったのでしょう?
6月だというところまでは、おそらく誰でもご存知でしょう。
実は、長野決勝戦は6月5日、と完璧に日付が特定されています。
情報源はこちらです。
咲の時系列に関する情報はソース元も含めて手に入りますので、
考察好きの方におすすめのサイトです。
ここに書いてあった情報を元に、ソース画像を集めてみました。
その徹底した情報収集の一端を御覧ください。
本編2巻140P。まずこれで、長野県予選は6月だとわかります。
本編1巻163P。これで、6月の頭、というところまで確定します。
本編1巻207P。「来月頭」発言のボードを、その日の夜にひっくり返して、
強化合宿が週末に行われることがわかります。
本編2巻5P。合宿の6日後が県予選初日なのですから、
強化合宿は5月末の土日に行われ、長野県予選が6月の第1週の
土日の2日間で行われていることがわかります。
そして再びこのカレンダー。
第1週の土曜は4日、日曜は5日です。
つまり、長野決勝戦は6月5日です。
ブラボー! よくここまで情報を集めたもんです。
普通に読んでいたらスルーしそうな些細な情報を細かく集めて特定させています。
実に見事ですね。
さて、それでは特定作業に入りましょう。
このサイトで、指定年度の新月・満月の日付を調べることができます。
出てきた表示がどういう意味なのか、ちょっと分かりづらいですね。
2013年のデータを表示した後、国立天文台の、このデータと見比べてみましょう。
これと見比べてみると、日時計算のデータは、新月・満月を
1セットにしてあることがわかります。
では、調査開始です。
絞り込んだ14年で、6月は何日に満月だったのか…。
その結果が…これですっ!
2005年 6/22
2011年 6/16
2016年 6/20
2022年 6/14
2033年 6/13
2039年 6/7
2044年 6/11
2050年 6/5
2061年 6/3
2067年 6/27
2072年 6/1
2078年 6/25
2089年 6/23
2095年 6/18
2050年の6月5日が満月!
というわけで。
咲-Saki-の出来事は2050年のことである
と、特定完了いたしました。
なお、人名用漢字から推測するアプローチもあるようですね。
哩・煌・灼などが使えるようになったのが2004年9月以降なので、2022年以降が確定だそうで。
そして咏が2013年現在使えないらしいので、三尋木プロが24才である以上、
2037年以降なのは確実。
2050年なら問題ないだろう…ということで。
そう、iPS細胞も、2050年ならバッチリ実用化してるはずですよね!