高鴨穏乃はどんな和了り方をしていたか

高鴨穏乃

高鴨穏乃の全和了シーン6つを検証してみました。

阿知賀こども麻雀クラブ2戦目(アニメ1話7分頃)

1話7分

 このとおり、玄がオーラスで親だとのことです。

1話7分2

起家マークは憧のところにありますね。 

穏乃が対面の玄からをポンしたのみで、他に鳴きはありません。
なのに…これはひどい。
1話7分3

まずサイコロ。1と6で、7です。

さらに、和が上ヅモで玄が下ヅモ、そして捨て牌の数。
すべてが、親は憧だ、と激しく主張しています。

1話7分4

さらにこれ。をポンしてましたので、穏乃が和了ったのはホンイツイッツーです。
30符4翻で7700点です。なのに、8000、とか言っちゃってます。
ってことはやっぱり、憧が親だからダブホンイツイッツーとして処理されてる、
としか考えられないんですよね。
起家マークを穏乃のところに持って行って、オーラスで
親は憧だよーと表示さえしてくれれば、整合性はとれます。
なお、同じシーン、漫画のほうでは、こうなっています。

1話7分5

起家マークは穏乃のところにあります。
やっぱり親は憧じゃないか。なにやってんのアニメスタッフー!

1話7分6

ただ、この漫画のほうにも問題点があります。
どうして玄の得点が27000点なんでしょう。

1話7分7

このとおり、玄はここまで手を開いてないのですから、
和了れてないのに加え、聴牌にすらなっていないということなのです。
なのに、得点が増えるわけがありません。

1話7分8

うむ。和了ってないのに得点が増えるなんでオカルトありえませんよね。

そしてこのコマもちょっとおかしいのです。
玄の最後の捨て牌のが消えてます。
なかなかにメチャクチャです。

捨て牌に関しては、アニメでの表示が最も正しそうです。
となると、穏乃は前の巡に安めのが出たのを見逃したのか、
それとも前の巡に聴牌したばっかりだったのか。どちらかですね。
と言っても安めでも7700点で、高めとは300点しか違わないのですから、
見逃す理由がありません。

とりあえず、この対局での一番整合性の取れる穏乃のデータはこうなります。

南4局(オーラス)
サイコロ 7(1+6)
11巡目ロン和了り
南家(東家スタート)
ダブホンイツイッツー
の3面待ち、高めロンで8000点

しょっぱなからこんなに整合性があやふやだと、
こういう細かいデータを頑張って集めても
ほとんど信用ならないものな気がす…。

県大会前修行シーン(アニメ2話20分頃)

2話20分

このをツモったのは…。

2話20分2

穏乃でした。

 は見えます。 
たぶん  で
高めのイーペーをツモれたんじゃないかな?

進行 不明
サイコロ 不明
12巡目ツモ和了り
場 不明(起家マークがあるので、東家スタート)
タンピンツモイーペー
待ち、高めのをツモの1300/2600点

奈良1回戦大将戦(アニメ3話6分頃)

3話6分

起家マークと王牌の右6がわかりますね。

手牌はブレブレで分かりづらいですが、その前のカットを見ると、

3話6分2

までは確定です。
2600点でしたので、

の、タンヤオ赤1が本命です。
ところで、ここでもまたアニメでやらかしがあります。

3話6分3

晩成の巽由華が座っているのは、明らかに穏乃の対面です。

3話6分4

南3局、由華が3900を和了っています。
これによって、次はオーラスとなったのですが…南3局の親は、
席の位置からして由華なのです。
なんで親で和了ったのに親流れしますか。

3話6分5

漫画版ではこうでした。由華の席は穏乃の上家、つまりラス親でした。
アニメスタァーッフ! どうしてこんなしょうもない変更を行なって
ミスを発生させますかぁー!?

南4局(オーラス)
サイコロ 6(?+?)
7巡目ロン和了り
南家(東家スタート)
タンヤオ赤1
の3面待ち、2600点

インハイ1回戦大将戦(アニメ4話20分頃)
4話20分

ピンフ赤1の2000点のようです。

4話20分2

起家マークがないので東家スタートでないことしかわかりません。
下家が10枚切ってますので、誰も鳴いてないなら
穏乃は西家スタートでオーラス北家だったのでしょうけど、不確定ですね。

南4局(オーラス)
サイコロ 不明(?+?)
9巡目ロン和了り
不明(東家スタートではないことだけ確定)
ピンフ赤1
待ちの2000点

インハイ2回戦大将戦(アニメ7話14分頃)
7話13分
(いけるよね…)

左12ですね。ここから1巡スルーして、9巡目にロンでした。

南4局(オーラス)
サイコロ 12(6+6)
9巡目ロン和了り
北家(西家スタート)
チートイドラ2
待ちの6400点

インハイ準決勝大将戦(漫画19話)

南4局1本場河2

手牌の左側はたぶんです。

19話

7700点ということは、30符4翻か60符3翻なのですが、

穏乃の手牌にアンカンはありません。
また、ヤオチュー牌も13種とも2枚以上切れてます。
8符のアンコが作れませんので、隠れている部分を
どう作っても60符は不可能です。
ということは、30符4翻で、ピンフ形だったことが確定します。
そうなると、待ちか待ちなのですが、
淡がをアンカンしていてもう残ってないので、
待ちだったことまで確定します。

19話2

が表ドラっぽいですね。
タンピンドラ1赤1あたりが本命でしょう。

南4局1本場(オーラス)
サイコロ 2(1+1)
15巡目ロン和了り

北家(西家スタート)

タンピンドラ1赤1
待ちで7700点

以上、穏乃の6つの和了シーンでした。まとめると、下の表のようになります。

穏乃和了データ

穏乃の能力にはいろんな説がありますよね。

スロースターター
オーラス和了
ヤオチュー使い
国士使い
山越しロン
穏乃の山
サイコロの目

出回ってる説はこんな感じですかね。
淡のダブリーを和了らせなかったのですから、能力キャンセラーなのは基本路線として。
能力の拠り所はどれなのか。
このへんを、次回に検討してみます。

JS和


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