【インターハイ注目選手「天江衣」 英気を養う】

日刊マージャン 2014年08月03日

2f1c6d13b6757c40f6c1d0278e446d79 いよいよ明々後日からスタートする第72回高校麻雀選手権。既に多くの選手が東京入りしており、特に国立オリンピック記念青少年総合センターには多くの学生が詰めかけている。

 その中には一昨年前に長野県予選団体戦で優勝した龍門渕高校の天江衣選手(高校三年生)の姿も見受けられた。天江選手は一昨年のインターハイでは団体戦一回戦で二校、二回戦で三校を同時に飛ばしており、その得点力は歴代インターハイ出場選手の中でもトップクラスのものだ。昨年は団体戦決勝で破れ、個人戦では未出場だったが、今年は長野県個人戦代表として全国の舞台に舞い戻ってきた。

 青少年総合センター近くのファミリーレストランで食事をとろうとしていた天江選手に取材の許可を取ったところ、注文した「ハンバーグとエビフライのタルタルソース掛け」が来るまでの間であれば、取材に応じるという返答が帰ってきた。あまりマスコミの取材に応じないことで有名な天江選手としては珍しいことだ。

 個人戦に挑む天江選手は「信州の皆の代表として恥じない戦いをしたい――が、自身にとって最後のインターハイである以上、皆には悪いがまずは楽しんでいきたい」「もちろん一戦一戦に全力で取り組み、個人戦優勝を狙う所存だ」と意気込みを示してくれた。

 注文した商品がテーブルにやってきたため、あまり長く取材を行うことは出来なかったが濃密な時間を過ごせたように思える。最高学年のなったためか、はたまた何か彼女を大きく変える出会いがあったのか、天江選手は一年生の頃に比べると大分柔らかくなったように感じた。

 なお、天江選手が注文した「ハンバーグとエビフライのタルタルソース掛け」はテーブルまで運ばれては来たが、隣の席に座っていた男が天江選手からそれを取り上げ、一気の完食。天江選手は自身が注文した料理が食べられる様を呆然と見守っていたが、男に「やれやれ、こんなエビフライをうまいと言っているようじゃ、あなたの舌も怪しいもんだ」「明日もう一度このファミレスに来てください。こんなエビフライよりずっとうまいエビフライをご覧に入れますよ」と言われ、滂沱の涙を流した。男は店側の通報で間もなく逮捕された。

【関連記事】
清澄高校二年生・片岡優希 今年の目標は「身長を伸ばす」
[インターミドル]夢乃マホ 燕返しを披露


カテゴリー: 未分類 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。