近代麻雀オリジナル 新連載スタートで発行部数3倍へ

わたぬき速報 2020年08月19日(水)12時33分配信

1 株式会社竹書房は、毎月8日発売の月刊漫画誌「近代麻雀オリジナル」2020年10月号の発行部数を通常の約3倍に増やすことを明らかにした。

 同号で連載がスタートする人気漫画「咲-Saki-(作者:小林立)」の番外編「咲-Saki- 地獄編(作画:小林ゆう)」の人気を見越した処置とのことだ。

 近代麻雀オリジナルは雑誌リニューアルのため2013年12月号をもって一部の作品を除き、全ての漫画が連載終了。2014年12月より再スタートしたものの、発行部数が伸び悩み、廃刊の危機に立たされていた。

 その危機を救ったのが一度は近代麻雀オリジナルと運命を共にし、2016年より同誌に掲載され始めた「ジャンパイアⅡ(作者:井上元伸)」である。

 ジャンパイアⅡの掲載がスタートした近代麻雀オリジナルは即日完売となり、同誌を求めて本屋に群がる読者が雀卑(同作品に出てくるゾンビのような何か)のようだと社会現象化。現在では単行本の累計発行部数が10億を突破する超人気作品に成長し、ジャンパイアⅡの人気に伴い、近代麻雀オリジナルの発行部数は右肩上がりとなり、現在の月間発行部数は50万を超えた。

 いまではジャンパイアⅡだけではなく、麻雀好きのさえない貧乏学生があることをきっかけに変身して人々を助ける「ザ・マージャンマン」など、「近代麻雀オリジナルはジャンパイアⅡのみにあらず」と言われるほどの人気作品が集結した雑誌へと成長している。

 そして2020年10月号からは一気に150万部に増刷。新連載スタートの10月号では「咲-Saki- 地獄編」が表紙と巻頭カラーを飾り、小林ゆうさん描きおろしの魔除けの御札が付録になるとのことだ。

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