月別アーカイブ: 2015年12月

咲キャラの名前が入った飲み物で楽しもう! 第6局

こんばんは。東横桃子ちゃん好きないぬもにです。灼ちゃんもですが、黒髪おかっぱも最高ですよね!ステルス能力もすばらだし、かじゅ先輩への思いも可愛いし。咲ちゃんと2ショットの扉絵が来た時は、心臓が止まるかと思いました。好きなキャラが仲良さそうだと、更に幸せにな… 続きを読む

麻雀初心者やけど咲のアニメ見てきた

1 :名無しさん@おーぷん:2015/12/10(木)02:33:44 ID:uAa(主) × これからはカンしまくるやでーwww 続きを読む

とある有名科学ADVに咲が参戦ですよーぅ?

 タイトルで粗方言っちゃってるような気がするんだけど、微ネタバレ注意。 続きを読む

すこやんが喋るだけのブログパーツ【解説篇】

新ブログパーツ ScoyanSaid 改め GRANDMASTER_SAID の自分解説です。
PC版ヘッダーの左上に、すこやんのセリフをランダムに表示しています。使用言語は JavaScript です。需要は無くても──自己満足したいんじゃい!
以下ソース解説。
HTMLの確認
まず、弊ブログのHTMLテン… 続きを読む

和「えっ!?オーラスで立直してたんですか咲さん!?」

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照と洋榎のオールナイトニッポン

※このSSは 洋榎「宮永照の便所飯を阻止する」 の続きという設定です。ただ、↓の設定だけ知れば、読んだことがなくても問題ありません。  続きを読む

今回のヤングガンガンには咲の4コマ漫画も掲載されています

 一応ネタバレ注意ですよーぅ。  ヤングガンガンが創刊11周年だっつーことで、連載作家陣によるスペシャルな4コマ漫画が載っているのです。(そのまま読み上げただけ) そして咲-Saki-作者こと小林立先生が描いた4コマ漫画も載っているとのことでね、今回のヤングガンガ… 続きを読む

慣れない所の電車とかバスとか怖い 【咲-Saki- G大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです※登場人物など詳細についてはアバウトをどうぞエイスリン「シロ! デートシヨ!」白望「」白望「…………えっ、えっ?」エイスリン「デート!」ムフー白望「 どこに?」エイスリン「アサッテノ… 続きを読む

咲-Saki-小ネタ Part61

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【咲SS】慕「みんな持ってるんだ」【シノハユ】

転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449546737/1 :saga sage 2015/12/08(火) 12:52:17.42 ID:3wQTNYMl0 ——中一初夏、湯町中学校 はやり「私はアイドル始めたときかな。いずれ必要になるからって、マネージャーさんが色々教えてくれた」 杏果「… 続きを読む

【咲SS】慕「みんな持ってるんだ」【シノハユ】

1 : saga sage 2015/12/08(火) 12:52:17.42 ID:3wQTNYMl0 ——中一初夏、湯町中学校 はやり「私はアイドル始めたときかな。いずれ必要になるからって、マネージャーさんが色々教えてくれた」 杏果「私は……本格的なのは小五かな。ほら、みんなで海行ったとき。いい機会だからってお母さんが」 閑無「私は卒業式のあとだな。中学生になるし、無敵感を上げておこうと思って」 慕「そっか……みんな持って 続きを読む

おそまきさん 全国編

買うたで
今更ですが、全国編BD1巻を。
咲-Saki-ファンとして超軽量級のNSは、つまり買っていなかったのです。
テレビ放送は全部録画・編集していていつでも見られますし───
湯気が消えるとか言われても、ボクが咲-Saki-に求めてるのは、そ、そういうのじゃないんだからね… 続きを読む

第5回咲ワン・neo開催のお知らせ

昨日の今日って感じでアレなんですけども…本日より第5回咲ワン・neoのエントリーを募集します。・対象作品咲SSならなんでもいいです。暗に誰かを煽っていようが2chネタコピペだろうが、盗作でさえなければなんでもあり。500字以上あればSSとみなします。だいたいのレギュレ… 続きを読む

第5回咲ワン・neo開催のお知らせ

昨日の今日って感じでアレなんですけども…本日より第5回咲ワン・neoのエントリーを募集します。・対象作品咲SSならなんでもいいです。暗に誰かを煽っていようが2chネタコピペだろうが、盗作でさえなければなんでもあり。500字以上あればSSとみなします。だいたいのレギュレ… 続きを読む

第4回咲ワン・neo 結果発表

あっというまに12月になってしまいました。師走に入ると今年も駆け抜けるように過ぎてしまったなあと実感します。さて、12月6日まで投票を受け付けていた咲ワン・neoの結果が確定しましたのでお知らせします。第1位(8票 初代王者)タイトル:淡「高鴨穏乃を100回倒す!… 続きを読む

第4回咲ワン・neo 結果発表

あっというまに12月になってしまいました。師走に入ると今年も駆け抜けるように過ぎてしまったなあと実感します。さて、12月6日まで投票を受け付けていた咲ワン・neoの結果が確定しましたのでお知らせします。第1位(8票 初代王者)タイトル:淡「高鴨穏乃を100回倒す!… 続きを読む

【寄贈SSS】憩「ここが白糸台高校麻雀部か」(後半)

 その人は確かに何かを企んでいた。

 けれど、その『何か』がわからない。

 わからない──それは、えらい久しぶりの感覚やった。

「……そこまで言うなら、ウチも本気でやりますよ」

「ああ、そうしてくれ」

「ほな、並べますんで、ちょっと待ってください」

 パチパチと、ウチは二十枚の駒を自陣に並べていく。途中、対面に座るその人の様子を伺う。変わったところはない。敵陣を見る。種も仕掛けもない十二枚の駒。それらがごく普通に、整然と並んでいる。

 なにもおかしなところは『見当たらない』。

 パチ──とウチは玉将を置く。これで、準備完了。

「じゃあ、私からだな」

 その人は、すらりとした綺麗な指先で歩を掴み、パチ、と一マス進める。慣れた指し方。素人ではない。ただ、素人だろうと玄人だろうと、ウチの敵ではないことに変わりはない。

 わからへん。どういうつもりや、この人……?

「どうした? 次は君の手番だぞ」

 ウチの視線に気付いて、余裕の笑みを浮かべる。

 どう見ても『本気』で『正気』だった。

 イカサマや不正ナシをすることなく、マジでガチの正攻法で、ウチに勝てる気でいる。

「……信じられないか?」

「正直に言えば、そうですね。にわかには信じられません」

「そりゃ、まあ、ニワカには信じられんだろうさ」

 くつくつ、とその人は声を上げて笑う。

 恐らくは、挑発の意味も込めて。

 ええやろ。乗ったわ。

「ほな……行きますわ」

 なんのつもりかわからへんけど、勝負を受けた以上は勝ちにいく。

 それも、完膚なきまでの勝利。

 パチ、パチ、と互いに駒を進めていく。

 やがて押し上げられた戦線は衝突し、争いが起こる。

 いや、それは争いというには、あまりに一方的だった。

 一方的な、蹂躙。

 ものの数分で、盤上《セカイ》はウチのものになっていた。

 具体的に言えば、王将を除く敵駒を、ウチが全て取ったのだ。

 さすがのウチも、溜息。

 非難半分、失望半分。

 《王者》の打ち筋とか言うといて、ド素人もやらんような悪手を連発するし。

 指し方を見たときはそれなりに期待できると思ったのに、この結果はあんまり過ぎる。

「見込み違い、って顔してるな?」

 その人は、しかし、笑みを崩さずにそう言った。

「言っておくが、今現在も私は本当に君を『負かす』つもりでいるぞ。嘘をついているように見えるか?」

「……見えない、ですけど」

 盤上に目を落とす。

 王将単騎、VS、他全駒。

 この状況から形勢をひっくり返すなんて不可能や。

 それもウチを相手に。

「安心していい。全ては計算通りだ。次の私の手番で君は負ける」

「は……?」

 何言うてんの、この人?

「君が挑発に乗ってくれてよかった。最速でただ詰みに来られたら、私の負けだったよ」

「いやいや、わけがわかりませんて。そもそも王将単騎になった時点で負け確定やないですか」

「違うね。王将単騎になったことで、私の勝ちが確定したんだ」

「はあ?」

「あっ、そうそう。言ってなかったな」

 わざとらしく人差し指を立てて、その人は目を細める。

「実は私の王将は特別なんだ。《八重桜》という能力《オカルト》を所持している」

 な、なんか言い出したで!? 《八重桜》!? オカルト!?

「ちなみに駒の裏に詳しい説明が書いてあるぞ」

 その人は、自分の王将を持ち上げて、その裏をウチに見せる。

 本来ならただ木目があるだけのそこには、手書きの小さな字で、こう記されていた。

 能力名:八重桜

 レベル:4

 発動条件:味方の駒及び持ち駒がゼロ枚になること

 効果:発動条件を満たした次の手番で、八手指しができる

「はっ──んなアホなー!!?」

「というわけで、《八重桜》発動だ」

「ちょ、待」

「待たない」

 大混乱するウチをよそに、その人はパチンパチンと景気よく王将を進めていく。

 九×九マスの盤上で、全方位に一マスずつ進める王将が、八回連続で動く、とはどういうことか?

「これで私の勝ちだな」

 サッ、とその人はウチの玉将をひったくって、空いたマスに王将を進める。

「なっ……!?」

 開いた口が塞がらないとはこのことだ。

「負けるのは初めてか、《特例》の新入生?」

 勝ち誇るように言って、手の内で玉将を弄びながら、その人は言う。

「ニワカは相手にならんよ」

「いやいや! いやいやいや!!」

 うまいツッコミの言葉が出てこない。こんなに感情的になるのはいつ以来だろう。

「どうした? そんなに負けが認められないか?」

「当たり前やないですか! 何が能力《オカルト》や! ただのズルでしょ!?」

「ズルとは心外だな。《八重桜》は昨日一晩考えて生み出した私の超カッコいい能力だぞ」

「やから、そもそもその能力《オカルト》っちゅーんが詐欺やないですか!?」

「そう思う気持ちもわかる。けど、実際に、能力《オカルト》はこの世に存在するのだから、仕方あるまい」

「なに言うて──」

 そこで、ウチは最初の自己紹介を思い出す。

 この人は、研究者。

 専門は、『能力解析』とプログラミング。

「まさか……ホンマですか? ホンマにこんな詐欺行為がまかり通っとるんですか?」

「君が詐欺だと言いたくなるのもわかる。だが、おかしいと思わなかったのか?」

 その人は偽悪的な微笑を浮かべ、ウチの目を真っ直ぐ見つめてくる。

「さも思い付いたように提案しておきながら、手際よく将棋盤と駒が出てきたこと。この手のゲームで名実ともに君が最強であることを承知していながら、見え見えの挑発をしたこと」

 その瞳の色はとても深く、底が見えへん。

「八枚落ちのルールも挑発の一環であり、私が上手の駒である『王将』を手にするための方便だな。と……まあ、一連の私の行動はすべて八重桜の発動条件を満たすためのものだったってわけだ。君の玉将を正攻法で詰ます気などさらさらない。しかし、君はそんな私の不自然さ──その根幹をなす論理《ロジック》を見破れなかった。私のことを『ホラ吹きの素人』だと思ってしまった。それが君の敗因だな」

 その人は盤の上から『特別な王将』をつまみ上げると、ふっ、と溜息交じりに苦笑した。

「ま、将棋のルールでは二手指し禁止だから、八重桜はちょっと卑怯だと私も思う。だが……麻雀ではそんなことないぞ」

 手の中の『特別な王将』を見つめるその人。けれど、その焦点は目の前の駒ではなく、どこか遠いところにあるように思えた。恐らくは、ウチの知らない、この人の過去──。

「正規のルールの範囲内で、自分だけの現実《ロジック》を卓上《セカイ》に展開するやつらがいる。《八重桜》は、私の名前だけじゃなく、私が最も強いと思った能力をもじった名前でもある。その力は……『王将八手指し』なんて可愛いくらいに半端じゃない」

 表面的にはジョークめかして語るその声の奥に、とてつもなく真剣な『本物』があると、ウチは感じた。

 感じて、それを探ろうと、僅かに目を細める。

 そのウチの変化を雰囲気で察したのか、その人は、誤魔化すための微笑を浮かべ、駒を盤に戻した。

 漏れかけた『何か』を瞳の奥にしまいこんで、その人は、ただのイントロダクションだということを強調するように、元の先輩然とした諭す口調で続けた。

「君は麻雀を『ルールさえ覚えてしまえば勝てる』と言ったが、それは思い上がりだ。君なら確かに最適手を打ち続けることができるだろう。しかし、それだけでは勝てない。一見して非効率で不合理でしかない一打が、勝利を決めることがある。雀士の数だけ必勝の能力《ロジック》があるんだ」

 言うと、その人は立ち上がって、ウチの前までやってきた。

「能力者の根幹をなす論理を解析し、プログラムに落とし込む。それが私の専門──名付けて曰く、《幻想殺し》」

「幻想……殺し」

 ウチが繰り返すと、その人は満足そうに、どきりとするほど優しく微笑んだ。

 抱き締めたい──という衝動に駆られたけど、行動には移さなかった。

 正確には、移せなかった。

「この街は、きっと君を退屈させない。私が保証しよう」

 その言葉と同時に、すっ、と機先を制するように手を差し伸べられたからや。さすがに、ここから抱きつくのは行き過ぎ。いずれはどうなるかわからへんけど、初対面の今日は、まずシェイクハンドから。

「よろしくな、《特例》の新入生──荒川さん」

 ウチはその人の手を握り返して、できる限りいたいけに、ニコニコと、可愛く笑う。

「憩『が』ええですーぅ」

「……仕方ないな。わかったよ」

 またやれやれと言った風に肩を竦めてみせるその人。内心でドキドキしているのは、手を繋いでいる今なら、もう見なくてもわかる。

「…………憩。これでいいか?」

 あっ! 今、ウチの名を呼ぶ直前に唇が震えた! あかん萌え死ぬわ!

 という気持ちをなるべく表に出さないよう、あくまで小悪魔系後輩キャラっぽく、ウチは余裕たっぷりに返した。

「おおきにです。こちらこそよろしくお願いします、やえさん」

 無許可の名前呼びに対して、その人は一瞬目を丸くしたけれど、すぐに微笑でもって事後承諾してくれた。

 ウチは目を伏せて、自分が今いる場所を再確認する。

 白糸台研究学園都市。

 なるほど確かに、ここは退屈とは無縁の、素敵な街のようやった。

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【寄贈SSS】憩「ここが白糸台高校麻雀部か」(前半)

 まだ寒さの残る二月の終わりのことだった。『見てほしいものがある』と言ってラボにやってきた三尋木先生が、私にとある小冊子の束を差し出した。

「それ、先週やった入試の筆記試験問題ね」

「まあ……表紙を見ればわかります」

 おそらくは試験に使われなかった残部をまとめたものなのだろう。先日の入試で使われた問題冊子が全科目一揃いあった。

「ちょっと中を見てくんね?」

「はあ……?」

 首を傾げながら、一番上になっていた数学の問題冊子を開いてみた。難関私立高校らしい、比較的高水準の問題が並んでいる。

「どうよ? ムズい? それともらくしょー?」

「合格圏内に入るだけなら余裕です」

「さっすが学年トップの小走ちゃん! よっ、偏差値70!」

 扇子を開いて合いの手を打った三尋木先生は、にやりと笑む。

「ってことはさ──全教科満点なんてのも余裕?」

「不可能ではありませんが、さすがに多少の訓練が要るでしょうね」

「……なるほどねぃ」

 パチン、と扇子を閉じる三尋木先生。少しずつだが、話が見えてくる。

「もしかして、今年、誰かが達成したんですか? 全教科満点──確か、過去に瑞原先生一人だけだったはずですが」

「おっ、気付いちゃった? そうなんだよねぃ~」

「それはすごい……」

 私は素直に驚いた。そして興味が湧いた。

「ちなみに、どこの誰なんですか?」

「んなもん教えられるわけねーじゃんよ」

「ですよね」

「っつーのは嘘で」

 バサッ、と三尋木先生は再び扇子を開く。私は耳を疑う。

「三尋木先生……?」

「まさにそれが本題なんよ、小走ちゃん」

 開いた扇子で、三尋木先生は口元を隠す。笑うのをやめたのだろう。目がいつになく真剣だった。

「史上二人目の全教科満点達成者──そいつの存在があまりに非常識過ぎて、教職員でもどう扱ったらいいもんか決めかねてるくらいなんだよねぃ」

「どう扱うって……普通に合格、二軍配属ってことでいいじゃないですか? ペーパーテストで満点取るようなやつです。当然、実技試験も余裕で高得点なんでしょう?」

「ところがどっこい。実技試験は受けてねーんだ」

「一般入試受験者でしたか……。じゃあ、レベル・ランク測定の結果は?」

「レベル0のランクF──無能力者」

「となると……うちの制度的に下位軍《クラス》からのスタートになりますか。でも、まあ、私たちの学年で言えば《智将》の例もありますし、瑞原先生級の逸材なら、遅かれ早かれ名を上げてくるでしょう」

「ん~、まあ、それはそうなんだけどねぃ~」

「何か問題でもあるんですか?」

「いやさ、そこなんだけど小走ちゃん。『そいつ』はどう考えても瑞原先生や加治木ちゃんみたいな頭のいい人間って感じじゃねーんだわ。なんつーのかな……そもそも『人間』じゃねーと思う。それこそ、神か悪魔」

「は……?」

 『そいつ』を強調した三尋木先生は、なぜか、私の持つ問題冊子に視線を落としている。

「ねぃ、小走ちゃん。現役唯一の研究特待生の小走ちゃん。偏差値70で学年トップの小走ちゃん。その気になれば全教科満点も不可能じゃないとのたまう小走ちゃん。一つ、訊きたいことがあるんだよねぃ」

「なんですか……?」

 三尋木先生は「どうにもわっかんねーんだけどさ」と前置きして、問う。

「自由記述の筆記試験で『問題冊子に一切書き込みすることなく』全教科満点取るのって……人間に可能なのかねぃ?」

 冊子を持つ私の手に、じわりと汗が滲む。

「それは他に──」

「他に書き込める白紙があるとか、もちろんそういうオチじゃなくて。純粋に、問題見て、そっから先は全部頭の中でやって、答えが出たら必要な分だけ解答用紙に書き込んで終わりっつー感じのヤツ」

 私はもう一度、数学の問題冊子を開いてみる。比較的高水準の問題。ただ正解に至るだけなら自信がある。楽勝だと言ってもいい。しかし、全て暗算でやるのは、いくらなんでも無茶が過ぎる。

「さらに言っちまうと、解答用紙のほうもオール一発書き。消しゴムの跡なんて一つもねーんだぜ? 喩えるなら、夏休みの最終日に模範解答そのまんま写して仕上げた宿題みたいな状態なわけよ」

 それはまた別の意味で脅威的だ。テストに限らず、ある程度の文量を誤字脱字なく手書きで書き下すというのは、そうそうできることではない。

「あと、もっと言っていい? カンニングの疑いがあるからっつって、念のために監視カメラ確かめてみたんよ。そしたらさ、そいつ、どうしてたと思う? 最初に『全てのページが間違いなくあるかどうか確認してください』のくだりで一通り問題冊子を捲るじゃん。そこで捲ったっきり、問題冊子に手を付けねーの。机の端に閉じたまま置いて、『始めてください』の合図で解答用紙にがーっと答え書き始めてさ。数分で解答欄を全部埋めておしまい。あとは他の受験者の邪魔にならないよう静かに席に座ってるだけ。全教科それ」

 それは──明らかに『普通』の人間ではない。

「……名前、なんていうんですか、その受験生」

「裏表紙の右隅」

 私は即座に問題冊子をひっくり返して、右隅を見る。可愛らしい筆跡でとある名が記されていた。

 途中から薄々そうじゃないかと思っていた予想が、的中する。

 私が今手にしているのは、試験に使われなかった残部なんかじゃない。

 これは、書き込みなどは一切なく、ページを捲った形跡もほとんど見当たらないが、実際に試験会場で配られた『使用済み』の問題冊子だ。

「ねぃ、どう思うよ、小走ちゃん。そいつは神なのか、それとも《悪魔》なのか」

「……いずれにせよ、二軍配属にしたほうがいいと思います。下位軍《クラス》に埋もれさせておく時間がもったいない」

「ま~、それそのものは多数派の意見なんだけどねぃ。ただ、いくら全教科満点の好成績でも、一般入試受験者の無能力者を二軍《セカンドクラス》に配属なんてのは過去に例がないわけよ」

「なるほど……それで《特例》措置が必要になる、と」

「そ。つっても、実は方向性は決まってんだけどねぃ」

「と言いますと?」

「特待生にしちまうのさ。研究分野のね」

「……まさか」

「っつーわけで、現役唯一の研究特待生である小走ちゃん! この《特例》の世話係ヨロシクねぃ! 今度連れてくっから、入学式までにどっか好みの研究室に入ってもらってよ。能力的にはまず問題ねーはずだからさ」

「あわよくば、私のところでもらっても?」

「いいんじゃね? 知らんけど」

「まあ……けど、とにかく会ってみてからですね、この《特例》の新入生──」

 私は問題冊子に記載された名前に目を落とす。

「『荒川憩』に」

 *

 自分が普通じゃないと気付いたのはいつの頃だったか。

 何をしても退屈しか感じられなくなったのはいつの頃だったか。

 人の輪からこぼれ落ちないように笑みを貼り付けるようになったのはいつの頃だったか。

 まるで決定論の《悪魔》のように。

 全てを知ったような気になって。

 何を求めているのかもわからないまま。

 何かがありそうな場所を目指して。

 辿り着いたのが白糸台学園都市だった。

 世界最高峰の雀士養成都市。

 麻雀のことは一つも知らなかったけれど。

 この街は『普通じゃない』という噂を聞いて。

 どんなものかと見てみたくなったのだ。

「私は小走やえ。学年は君の一つ上で、四月から二年生になる」

 第一印象は、情報量の多い人、だった。

 キャラクターが濃い、と言えばいいのか。

 あまり見ない髪型をしているとか、そういう外見的な要素ももちろんあるのだけれど。

 喩えるなら、高度に発達した電子機器みたいな感じ。

 コンパクト、且つ、ユーティリティ。

 そんな人だった。

「一応、現役では一人しかいない研究分野の特待生をやらせてもらっている。専門は能力解析とプログラミングだ。よろしくな」

 小走やえ──と名乗ったその人は、ふっと儀礼的な微笑みを浮かべる。それは同世代とは思えないほど大人っぽくて洗練されていて、見ているうちに、心拍数が一割くらい上昇した。

 要するに、ときめいた。

「荒川憩です。よろしくお願いします」

 できるだけ好印象を与えたくて、いつもよりニコニコしてみた。効果が出ているのかどうか、表情からはイマイチ読み切れない。

「話はどこまで聞いているんだ?」

「必要なことは、大体。ウチを研究分野の特待生として迎えたい──入試の成績がよかったから、《特例》的に、そういう措置を取ることしなった、と。ただ、特待生になるからにはどこかの研究室に所属しないといけない。ついては、とある先輩が研究室の案内をしてくれるから、細かいことはその先輩に聞いてってゆーてました。着物の先生が」

「わりとアバウトだな……」

 その人は困ったように溜息をついた。けれど、本当に困っているようには見えなかった。むしろ状況を楽しんでいるようだ。

 どことなく、同類の匂いがした。

 きっと、この人も、退屈してるんだ。

 停滞した日常に、少しだけ、飽いている。..

「まあ、それじゃあ、何はともあれお互いを知るところからだな。えっと、荒川さん」

「『憩』でええですよ」

 ニコニコを崩さずに、ウチは言う。その人はウチから目を逸らして、口元に手を当てた。頬の表面温度が僅かに上がっている。照れているのだ。そして、それを隠すのに、思案しているフリをしている。

「……まあ、それはもう少し、仲良くなってからな」

 やれやれ最近の中学生は初対面から馴れ馴れしいもんだ、と窘めるような口調で言って、肩を竦めてみせる。もちろん、それも照れ隠しなのは、お見通し。

 あかん。この人、可愛過ぎる。

「わかりました。ほな、なるだけ早く仲良くなりましょ」

「あ、ああ……そうだな」

 表情筋に力が入っている。視線は右上。どうやら主導権を取り戻そうと何か企んでいるらしい。

 お手並み拝見、や。

「よし。それじゃあ、ここは一つゲームをしよう」

「ゲーム、ですか?」

「ああ。聞くところに拠ると、君はその手のものが得意らしいからな。いわゆる『ゲーム』の類いで、君はまともに負けたことが過去一度としてない。そうだろう?」

 その通り。そして、それこそが、ウチの退屈の主因やった。

「というわけで、君を『負かして』やろう」

「は?」

 聞き捨てならないことを言う。ただ、目を見る限り、ハッタリじゃない。

 これは面白くなってきた。

「ちなみに、何で勝負するつもりですか? やっぱり、白糸台やから麻雀ですか? せやけど、あれって確か、三、四人おらへんとできひん競技ですよね?」

 矢継ぎ早なウチの質問に、その人はニヤリと微笑む。

 ウチが面白がってることを理解して、面白がっている。

「いや、麻雀はやめておこう。君は麻雀のルールを知らないそうだし」

「ルールブックを渡してくれれば、二秒で理解できます。ルールさえ理解してしまえば、ウチに敵はおりません。間違いなく勝てます」

「ほう……?」

 その人は愉快そうに目を細める。ウチが嘘を言っていないことをわかった上で、その言葉が真実になることはないと確信している顔だ。

 ほう──とウチも感心する。

 さっきまでの言い回しからすると、どうやらウチのパーソナリティについてはある程度調べがついているらしい。

 やとしたら、ウチの『ゲーム』における戦績──あらゆる分野で勝ち続けてきたウチの過去を、この人は知っているはずや。

 やのに、この人は、ウチの『間違いなく勝てます』を、心の底から『そんなわけがない』と思っている。

 この人にそこまでの確信を抱かせるもの……一体なんやろか?

「まあ、とにかく麻雀はやめておこう。もちろん、白糸台に入学する以上、遠からず麻雀は覚えてもらうことになるが……今日はあくまでイントロダクションだ」

「わかりました。ほんで、麻雀やないとしたら、何で勝負しはるんですか?」

「君も私もルールを知っている競技がいい。例えば、そうだな……将棋はどうだ」

「将棋て……正気ですか?」

 ウチのことを調べているなら、知っているはずや。

 その手のいわゆる『偶然』が絡まないタイプの知的ゲームにおいて、ウチは人類最強やと。

 事実、将棋については、ウチは世界最強と言われるコンピュータに勝った上で、そのプログラムを改善したことまである。

「もちろん、正気だよ」

 ……なるほど。知っていてなお、そんな大言壮語を吐くんですか。

「まあ、ええですけど。ほんで、ハンデはどうします? 六枚落ち? なんならいっそ八枚落ちでもええですよ」

「そうだな。じゃあ、なんならいっその八枚落ちにしよう」

 言って、その人は壁際の棚から盤と駒箱を引っ張り出してきて、ウチらが囲むテーブルの上に置いた。

「ちなみに、私『が』だぞ」

 駒箱を開けたその人は、ひょい、と王将をつまみ上げる。

 それは、上手が使う駒。

 ハンデを与える側が使う駒だ。

「さあ、そう恐い顔をせずに、座るといい。《特例》の新入生」

 パチリ、と自陣の中央に王将を据えて、その人は不敵に微笑む。

「お見せしよう、《王者》の打ち筋を」

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152局感想

おはようゴジャイマース。肌寒くなってきました一片の妄想などを少しばかりマジか多分、私のせいではないかと思われ・・・「ネリー」ではなく「ヴィルサラーゼ」ですか読んでてうむ?おなりました。関係ない話ですが。ネリーのターンで「エルティ」「オリ」「サミ」と1・2… 続きを読む

咲-Saki-152局 

さぁ今週も書いてきます怒涛の展開咲152局「一片」宮永咲本領発揮――‼野の百合を見よ・・・労せず紡がざるなりかつて栄華を極めたるソロモンだに―—その花の一片にしかざりき・・・!!咲さんツモあがりそのままラストまで咲さん大暴れやーと思いきや・・・はいやってきまし… 続きを読む

12/29(火)西る34a「近代麻雀漫画生活」でサークル参加します

12月29日(火)に行われる冬コミC89の1日目にサークル参加します!
スペースは西る-34a「近代麻雀漫画生活」です。

頒布物は、1年半ぶりの新刊ですが、今回はいつもの闘牌考察シリーズは一旦お休みで、「咲-Saki-最強考察 番外編1」になります! 

新刊の準備は… 続きを読む

末原「私たちの3年間」第7話

※プロローグ  第1話  第2話  第3話  第4話  第5話  第6話『伝授』※本編147局で明かされた事実を多少無視しています。  特に善野さんの性格、口調などについては完全に私の想像になってしまっていますのであしからず……  続きを読む

咲-Saki-小ネタ Part60

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今週は小林立先生の「ヤンガン創刊11周年SP4コマ」も載ってます

咲-Saki-本編は「咲-Saki-」第152局[一片]ネリーがついに本領発揮!そして勝負はの記事にしています。こっちが衝撃でぶっ飛んでしまったというわけではありませんが、記事の構成上どうしても別にせざるを得ませんでした。

ヤングガンガン 2015年 12/18 号 [雑誌]posted wi… 続きを読む

12月6日は何の日?~愛宕家&白糸台~

【愛宕家】絹恵「姉妹交換?」洋榎「そや!」絹恵「なんで?」洋榎「今日は12月6日やろ。この日は姉妹の……やなかった。姉の日らしいねん。せやから絹に姉の苦労をわかってもらおう思ってな」絹恵「そうなんや。別にええけど」洋榎「よっしゃ。ほな今日一日はうちが妹で… 続きを読む

咲-Saki-第152局[一片]感想 イケメンヴィントハイムさん(内容とあまり関係ない)

どもワドるるるでっす最近はテスト期間やらなんやらで全然感想記事をかけてなかったのですがやっとテスト期間が終わったので今回から感想再開といこうと思います。以下ネタバレ注意でごわす姫松/122700臨海/121800清澄/99200有珠山/56300前回はこんな感じの得点で終わり… 続きを読む

咲-Saki-第152局[一片]感想 イケメンヴィントハイムさん(内容とあまり関係ない)

どもワドるるるでっす最近はテスト期間やらなんやらで全然感想記事をかけてなかったのですがやっとテスト期間が終わったので今回から感想再開といこうと思います。以下ネタバレ注意でごわす姫松/122700臨海/121800清澄/99200有珠山/56300前回はこんな感じの得点で終わり… 続きを読む

【対談】『白糸台高校麻雀部かー』の作者さんと対談したよ!(4.last)

【マイナーカプについて】
 「枠外表記で遊ぼうと思ったのは、せーやさんの影響です」
せ: では続きまして、マイナーカプをたくさん書かれましたが、
『われながらこのカプはすばら』というのがあれば。

E: お気に入りのカプは咲淡です。

せ: あれ卑怯ですよ。最後の最後まで仲良しだってこと伏せてるんですもん。

E: 最後だけデレるから良いのですw 淡「ライバルは宮永咲」ですね。まさに。

せ: きっとかなり序盤から枠外表記でべたべたしてたんですよね?

E: そうですとも! 周りも「イチャイチャするな」って言ってたでしょう!?

せ: 言ってました。絶対そういうことなんだろうなと思っていたんですが、
 最後まで隠しやがってこのやろう、という感じです。
 ぜひ過去のセリフに戻っていちゃいちゃする枠外表記を付け加えてほしいw

E: 枠外表記で遊ぼうと思ったのは、せーやさんの影響です。

せ: 私は私で枠外表記を照玄大学生シリーズにもらったのですけどね。

E: 照玄シリーズは読みましたが、そのときはわりとスルーしてました。
 手法として意識するようになったのはせーやさんが繰り返しおっしゃったからです。

せ: そう言っていただけると主張した甲斐がありましたw

E: あとは、照塞のあの感じと、憩やえの過去に何かあった感、
 あとは、怜和のオカルト・デジタルコンビが(闘牌含めて)好きです。
 あと、もしも願いが一つだけ叶うのなら、尭深さんと宥さんの間に挟まりたいです。

せ: 怜和はこれ以上ないカプでした。この親和性の高さは見事としか言いようがない。

E: 怜ちゃんVSそんなオカルトありえませんw
 もちろん、デジタルときっちもかなり気に入ってます。

せ: 要不要ではなく、在不在という観点が和らしくてよかったです。

E: ノリノリで書きました。

せ: 準決勝の怜のところは、文章が輝いているようでした。よっぽど楽しかったんだろうなと。

E: 怜さんは筆が走りますね。学年対抗でもそうでした。

せ: あと、地味に怜とやえの絡みも好きですw

E: 怜やえですね。学年対抗でも、怜さんの憧れみたいなテーマは書きましたけど、
 怜さんは素で強い人に惹かれてると思うんですよね。オカルトの強さじゃなく、
 地力で強い人に。そういうとこが書きやすいです。

せ: 他には、池田がそれほど好きなキャラというわけでもないのですが、
 巴さんが絡むと途端に至高のカプになりました。本当にありがとうございます。

E: はい。最初はとりあえずくっつけるか、って感じでしたけど、
 途中で私も「え……こんなに……?」ってなりました。

せ: 咲の場合、あまり個人としてそこまでつきぬけて好きじゃなくても、
 カプにするとすさまじい破壊力が生じることがあるんですよね。
 にわちょこは尊いと思います。

E: 関係性って大事ですよね。

せ: あとは、照と塞っていうのは原作だと全く接点ないですけど、
 とてもいい感じのペアになりましたね。塞さんかわいい。

E: 塞さんは『自分を持っている人』に惹かれて、それに寄り添うタイプだと思うんです。
 シロと照さん(あるいはトシさんも)が、属性的に近いんだと思います。
 寡黙で、自己主張はしないけれど、周りに優しくて、自分を曲げない人。

せ: あとはもう、この2人を幸せにしてあげてくださいっていうのが本当に多いですね。
 純まこの過去話を読んでいると、永代が優勝してくれて本当に良かったと思います。

E: 染谷さんと亦野さんには損な役回りを与えてしまったので、土下座したいですw
 永代(というか照)の優勝は最初から決めてました。

せ: 100点差で負けたやえさんが印象的でした。

E: 100点ですよね。
 三回戦でネリーさんも100点差×2で負けて、同じことを言っているんですが。
 遠いんですよね。

せ: 早く第三不確定性仮説が原理になってほしいですね。

E: まったくです。
 ちなみにですが、実は、やえさんは、決勝の大将戦後半だけ見れば、トップなんです。
(煌さんのことがあったとは言え)個人としてのリベンジは、果たしているんです。

せ: そうかあ……二位(総合二位)のくだりで完全に見逃してた。なるほど。
 カプからは外れますが、
 末原さんが出てこなかったのは『学年別』で主役だったからでしょうかw

E: そうです。漫さんと末原さんで書きたいことは、学年対抗で書いたので、
 今回は主要メンバーから外しました。灼さんもそうです。

せ: 浩子ェ……

E: ……はっ!? ごめんなさい許してフナキュー。
 逆に、といいますが、学年対抗で実況席にいた面子に思いっきり活躍してほしい、
 と思いました。白糸台を書きたかった理由の一つです。

せ: あー……確かに。初瀬はともかく、純に菫なら確かに。

E: 煌さんなんか実況→主役ですから。

せ: 菫といえば、ブログで作品紹介したときの内容
『憩⇒やえ⇒菫』で紹介したのはわれながらうまくいったと自画自賛。

E: にやにやしましたよwww 映画の予告みたいなのキター! って感じでした。

【最後に】
 「『白糸台はなぜチーム制を採用しているのか? なぜ強いほうから五人じゃダメなのか?』
  という問いに対する、私なりの解答です」

せ: さて、そろそろ対談を始めてから4時間近くになりますが(爆)、
 聞きたいことのかなりの部分は聞けたと思います。
 多分漏れがありますが、もしあったら後日聞きますw
 最後に、この作品でまだ語り足りないこともあるかと思いますが、
 説明不足の補足もふまえて、
 この作品で特にこれを表現したかった、
 これを読んでほしい、
 ここに気付いてほしい、などありましたら。

E: 簡単に言えるものから。

>ここに気付いてほしい
 冒頭とラストがリンクしてます。冒頭は押し通れてませんが、ラストは押し通ってます。

>この作品で特にこれを表現したかった。
 書きたかった最大の理由のうちの一つ。それがこのシーンです。

照「強い人なんて……この世界のどこにもいないよ」

照「いるのは、強くなる人」

照「強くなれる人」

照「人は誰かのために強くなる」

照「傍にいる大切な誰か──その人を笑顔にしたいと願うとき、初めて、人は強くなれる」

照「だから」

照「白糸台高校麻雀部は、チーム制を採用しているんだ」

『白糸台はなぜチーム制を採用しているのか? なぜ強いほうから五人じゃダメなのか?』
 という問いに対する、私なりの解答です。

最後に、もう一つ。

>これを読んでほしい
 やえさんと煌さんのくだり、あとは煌さんの過去話ですかね。
『死があるから、生が煌めく』
『どんな暗闇の中だって、あなたならきっと煌めける。私はあなたの『強さ』を信じてる、
 だから、絶望と孤独なんかに負けないで』
 あたり。
 ネットの大海に、わーわー言葉をぶちまけて、
 それが、誰かの生きる元気になったらなー、といつも思っています。

 長々とすいません。こんな感じです。

せ: ありがとうございました! 作者の想いがこもるセリフってありますよね。よくわかります。

E: こちらこそ、ありがとうございました。

せ: あと欲をいえば(これほど長くなくてもいいので)
 次回作がある、と、いい、なあ……なーんてね、ふふ……。

E: もしかすると、息抜きくらいには、また書くかもしれません。
 シノハユ五巻も堪能しましたしww

せ: ここからスペクタクルですね!

E: さてはにわちょこをご所望ですなww

せ: 羽生くんや真央ちゃんがシングルでしか勝負できないのと同じように、
 ペアでなきゃ戦えない人もいる。
 にわちょこって、一人ひとりはそこまででもないけど、
 ペアになったときの破壊力はもうほんと尊い。

(中略)

E: 以上は、白糸台執筆後に走り書きしましたものです。続きません。

せ: え、続こう? ゴッ

E: wwwww 咲さん並の威圧感来ましたwww

せ: 威圧感出してみたw

E: 漏れるwwwww

せ: つーか長すぎて一瞬では読み切れないよ!

E: あ、いえ、本当にもしよければ、くらいです。
 あとはこんなのですかねー。

(中略2)

E: 白糸台の利仙さん×いちごちゃんを、●●と○○○に置き換えてみたシリーズです。
 長々とすいません。これで本当におしまいです。
 付き合っていただきありがとうございます。

せ: 両方ともじっくりと読ませていただきます。

E: 楽しんでいただければ幸いです。

せ: ではでは、今日は長い間ありがとうございました!
 これからもどうぞよろしくお願いします!(ペッコリン)

E: はい、ありがとうございましたペッコリン

⇒最後にEさんからとんでもないプレゼントをいただきましたので、
 こちらを明日から公開いたします!(とても1回では公開しきれない)

**

***

憩「ここが白糸台高校麻雀部か」

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咲-Saki-第152局「一片」とシノハユ第27話「修学旅行」

「ネリーちゃんは何で飛ぶのん?」「お金がいるけどー」  以上、咲-Saki-第152局「一片」の感想でした。 こんな雑コラでもけっこう時間かかったんだけど、今の若いユーザーって、このあずまんがネタ解るのかな…。 てなわけで、今日のブログは咲-Saki-みまれです。 ビッグガンガンにヤングガンガンにシノハユ最新巻と、いろいろ。 レジェンド表紙のシノハユ5巻。 『苦しめられた”青春”と、希望ある”将来”-。』 いいキャッ 続きを読む

【咲-Saki-SS:照菫】照「全てを賭けたしりとりバトル」【ギャグ】

<あらすじ>なし。<その他>のリクエストを参照のこと。<登場人物>宮永照,弘世菫,大星淡,渋谷尭深,亦野誠子<症状>・カオス・照がちょっとヤンデレ<その他>・以下のリクエストに対する作品です。 菫さんの貞操を奪うためにシリトリで戦う話——————————————————– 続きを読む

咲-Saki- 第152局「一片」を読んで。

咲最新話の大きなネタバレがあります。

未読の方、ネタバレしたくない方はお戻りください。

ネリー圧倒的でしたね。

自分で計算はしてませんが、どうやら一位臨海、二位が僅差で清澄、三位姫松、四位有珠山で準決勝に決着がついたようです。

この結果を受け… 続きを読む

【対談】『白糸台高校麻雀部かー』の作者さんと対談したよ!(3)

【メンバーの設定について】
 「チームコンセプトは『小生意気』だった」
せ: ええと、それではちょうど話題が出たところでメンバー設定の話を。
 もともと煌星は確か、憧もメンバーとして検討されてましたよね?
 どういう変遷があったのか、ネタ元としては聞いておきたいですw

E: はい。元々、煌さんと、一年生四人、までは決まってたんですけど、
 これだ! というのがなくて、最初の段階で躓いてました。
 チームコンセプトは『小生意気』だったので、淡さん、咲さんは確定で、
 憧さん、友香さん、優希さん、泉さん……などが浮かんでいました。
 他には南浦さんとか……でも、うーん……と、なかなかしっくりこず。
 そんな私に光を与えてくれたのが、桃子さんでしたね。
 桃子さんを入れたら全てがうまくいきました。
『小生意気』が枷になって桃子さんに辿り着けなかったんですね。

せ: 桃子は基本能力が高く、それでいて能力そのものがそこまで強すぎないんですよね。
 チョンボ連発になるような対局になると面白くないんでしょうけど。
 逆に、この作品はもちろん煌×淡でいくわけですから、淡が入るのは当然だと思うのですが、
 正直自分の場合は淡は三箇牧に入れたくなかったです。
E: ほむ。そうなんですね。
 ネリーさんとの因縁があるので初期から決まっていたものだとばかり。

せ: それはメンバーが決まってからそういう因縁をもたせようとした結果ですね。
 本当は、咲・桃子・友香・由暉子の予定だったのですが、
 原作で全然ユキが出てこないので、もうあきらめて淡にしたという感じですw

E: wwww

せ: 淡と衣って、麻雀ではバランスブレイカーなんですよね。
 必ずダブリーとか、一向聴地獄とか、それやられたらゲームになりませんよ、という。

E: はい。かなりのチートだと思います。

せ: 数多の闘牌SSで、その衣を倒すような動きがありますが、
 実際に一向聴地獄やられたら絶対勝てないですよ、あれ。
 だから衣にはあまり活躍していただきたくないのです。

E: そうですね。強キャラを描写するのは難しいです。

せ: で、ちょうどいいからお伺いしたいのですが、
 ダブリー連発の淡を違和感なく負けさせるコツってどんなところでしょう(笑)。

E: チートにはチートを、ですw
 白糸台では、『ダブリー連発ができない』状況を作りました。
 ダブリーそのものを攻略するのは、大変難しいと思います。
 対策としては、白糸台準決勝でやえさんがやってたみたいに、
 角周辺でポンして誤魔化す、とかでしょうか。

せ: ですね。それが一番無難な感じです。

E: 原作では、今後穏乃さんや咲さんと当たるので、やっぱり無双にはならないでしょうから、
 チートを使わず勝つ方法は自前で考えるしかなさそうですね。
 そもそも、淡さんはダブリーしなくても全国大会の準決勝まで来れちゃうレベルですし。

せ: 絶対安全圏がありますからね。ほんとチート。

E: ただ、全国大会上位レベルだと、サイの目によっては正面攻略されそうな気がします。

せ: 憩ちゃんやガイトさんならどうやって倒すのだろう……

E: ガイトさんは普通に正面突破しそうな気がします。

せ: 正面突破で勝てるからガイトさんは強いですね。

E: 東場の優希と素で渡り合うって相当ですよ。
 あのシロでさえ、小蒔さんの三倍満がなければ優希には叶わなかったんですから。

せ: 長野県予選で福路さんを上回ったわけですから、
 東場だけならナンバー1ケタに入ることもできますからね。

E: まさに。
 美穂子さんを上回るというのは、たぶん、相当の相当だと思います。

せ: 美穂子は私の中ではしばらく評価が低かったのですが、
 検討すればするほど強さがにじみ出てきます。
 作中ではナンバー6でしたが、5でもよかったかなと思いますね。

E: 洋榎さん・哩さん・美穂子さんとかは、大体同じくらいかなって思ってます。
 ナンバーの最大の決定理由は……登場順ですかね。

せ: 別の話をしようとした瞬間に、すごいネタきた。登場順ですか。

E: 『ナンバー○○!』と紹介されるわけですから、
 紹介があとになればなるほど強くないと。演出の都合ですw

せ: わかりやすい!w

E: 大事なことですw

【作品の投稿について】
 「私の生活リズムの中で、一日空いてる日を、そのまま投下に費やしてます」
せ: では、話を変えまして作品の内容についてはもう少しあるのですが、
 ちょっと聞きそびれたことを。
 2ちゃんねるという媒体で投稿するには相当大変だと思いますが、
 実際、どうやられていたのでしょうか?
 1週間おきくらいで更新日があって、
 その日はちょこちょこ2ちゃんねるを更新してちょっとずつ読んで、
 というのを繰り返していただけに、とても気になります。
 あれって、1半荘を1日がかりの作業にしてますよね?

E: そうですね。私の生活リズムの中で、一日空いてる日を、そのまま投下に費やしてますね。
 テキストに書いた原稿を、一レス分に区切りって、区切った範囲内で最終校正して、
 終わればコピペでドン。の繰り返しです。

せ: 2ちゃんねるは使ったことがないのでよく分からないのですが、
 一度投下したら時間をおかないとダメなんですよね?

E: 白糸台を投下したSS速報は、そういった制限がありません。
 学年対抗を投下したVIPは、改行数、文字数、投稿間隔(連投規制)など、制約が多いです。

せ: そうなんだ! むしろだからこそ速報に移動されたわけですね。

E: はい。VIPでSSを投下すると、長いやつは「速報に行け」って言われます。

せ: ほとんどまとめた奴しか読まないから、そういうやり取りは全く知りませんでした。

E: VIPは本来、多人数で短い言葉をがーっと書くのに適したところですから。

せ: でも、だいたい1投下に4~5分時間をあけてますよね。
 やはり見直しとかされていたのでしょうか?

E: あ、それはそうです。上に書きましたが、一レス(一投下分)ごとに、最終校正してます。
 掲示板系は、誤字脱字をしたら、修正できないので。

せ: それをちゃんとやるのがすごいですね。
 2ちゃんねるではなく、別の媒体でやろうとかは思ったりしませんでしたか?
 最近だとハーメルンにも良作が来たりしていますが。

E: ハーメルンやpixivは、見ている層や求められているもの、作風が違うかなーと思ったので。
 あと、単純にVIPにSS投下することに慣れていたので、
 特に変える理由もなく、そのままやりました。

せ: 作風については確かに。
 面白いやつはあるんですけど、オリキャラがよく出てくる男女恋愛系に流れていますね。

【気に入っている対局は?】
 「お話の比重的にも、煌さん・憩さん・淡さん・照さんの対局がやっぱり強いです」
せ: では、続きまして内容の話なのですが、
 このテーマで一番伺いたいのは『どの対局が一番筆が進んだ(面白かった)か』です。

E: ストーリーの順番に挙げていきます。
 淡さんVS衣さんVS小蒔さんVS霞さん(三回戦副将)

せ: 体晶+泉への想い=プリン、のアレですね。コメントが秀逸でした。

E: ww 憩さんVS煌さんVS玄さんVS尭深さん(三回戦大将)

せ: 憩ちゃんが健気に闘うvsレベル5三人は感動しましたね!
 憩ちゃん好きにはたまらん一戦でした。

E: 照さんVSネリーさんVS久さんVS初美さん(逆ブロック三回戦先鋒)

せ: 照vsネリーも楽しかったですが、
 そこで久と初美が一矢報いていくのも見ていてよかったです。

E: 和さんVS優希さんVS穏乃さんVS憧さん(阿知賀・清澄一年対決)

せ: 憧にもっと活躍してほしかった、ちょっと悔いの残る一戦。

E: そうなんですよね。収支バランス的になかなか。
 淡さんVSやえさんVS玄さんVS初美さん(準決勝先鋒)

せ: やえさんが淡をひっかけたのが、さすがやえさんという感じでしたね。
 あと、この先鋒戦で割と終盤までの流れが見えました。
 4人が×で、煌でひっくり返す、という。

E: いわゆる決勝へのタメですね。そして煌さんの大暴発。
 怜さんVSセーラさんVS豊音さんVS桃子さん(準決勝中堅)

せ: 怜覚醒! 自分の中でも3本の指に入る対局です!
 つーかこれも豊音がチートすぎる……

E: 天使降臨《エンゼルフォール》は禁書から流用ですよ。
 咲さんVS和さんVS優希さんVS泉さん(清澄VS泉さん一年対決)

せ: 泉がさいっこうによかったです! ついに泉ちゃんにも日の目があたるときがきたかと。

E: 学年対抗では憩さんにかまされましたからねw
 煌さんVSネリーさんVS姫子さんVS小蒔さん

せ: 煌の黒さが光る戦いでしたね……(遠い目)

E: 決勝戦は全部です。
 お話の比重的にも、煌さん・憩さん・淡さん・照さんの対局がやっぱり強いですよね。

【主人公(煌)の描写について】
 「ネリーさんの能力がわかる前に白糸台を終わらせたかった」
せ: 煌の描写についても伺いたいのですが、原作2回戦のように、
 途中から心理描写をかなり消してラスボスの風格を漂わせるあたり、
 本当に原作の咲さんのように感じますが、意図された演出でしょうか?

E: はい。意図した演出です。最も書きたかったことの一つです。

せ: 尭深がオーラス役満で上がったときに、自分とは相性が悪い、と評価しているあたり、
 適度にバランスが取れていたように感じます。

E: あ、なるほど。ちょっと長くなってもいいですか?

せ: もちろんです。

E: では、失礼しまして。
 白糸台は、ストーリーとしての側面と、考察としての側面があります。
 モチベの一つに、原作の構造を読み解いてみたい、という気持ちがありました。
 原作補完、未収録エピソード、ifとしてのSSではなく、
 咲という物語全体に対して、何か一つの予想(?)を提示したい、という。
 原作の、いわゆる『主人公(咲さん)がラスボス』
『スピンオフ主人公(穏乃さん)が勇者』の構図(風潮)。
 この構造をベースに、私なりに一から十まで書き上げてみたかった、
 という気持ちがありました。
 途中からやえさんが主人公なのもまんまそれで
(最近は咲さんの試合が始まったので全然そんなことありませんが)、
 本編二回戦でのモノクル破壊、そして阿知賀編での威圧迷子と、
 当時は、この白糸台SSみたいに『主人公=ラスボス』の構図になるのでは?
 と感じる要素が多かったと思うんですよね。
 咲さんが照さん絡みの何かで暴走して、
 それを、穏乃さんや淡さん、あるいは和さんが止める、みたいな。
 白糸台が長丁場になったのは、
 そういう原作全体の流れを考察する、という目的があったからです。
 咲という物語全体をトレースするためには、
 最初(出会い)から最後(決勝終了)まで書かなければならないので。
 以上、コピペでした。書きたかったんです。主人公=ラスボスもの。

せ: 咲と和=煌と淡、というわけですね。

E: そうです。原作を待っていると、結末がかなり先になると思ったので、
 自分なりに書いてみました。

せ: 原作はようやく準決勝が終わるところですからね。
 決勝やって、国麻とか本当にやるんだろうか。

E: www

せ: 原作のスピードに文句は言えないわけですが、
 それでも1年あったらもうちょい進んでほしかった。
 いまだに憩SSの2回戦が終わらない。
 ネリーの能力が分からないとどうにもならない。

E: ww 私は逆に助けられました。
 ネリーさんの能力がわかる前に白糸台を終わらせたかったので。
 ネリーさんの能力は何か、貸したものを取り立てる系かなって、
 最近の凹み具合を見ていると思います。
「点棒《カネ》は返してもらうぜ、利子つけてな!」こうですかねw

せ: 特に親で回収しそうですよね。役満48000点とか。

E: なるほどなあ。
 学年対抗のときもそうですね。
 淡さんや穏乃さんの全容が明らかになる前に書き上げて投下しなければならなかった。

せ: 有珠山が出せなかったのも、原作がそこまで行かなかったからですよね?

E: はい。構想を練ったのは、ガイトさんに侮る気持ち(準決勝先鋒)が残っていた頃なので。

せ: でも決勝を見ても、爽くんの能力がよく分からなくて困ってしまうというw
 アイヌの神様と能力の間にどういう関係があるのか全くわからない。

E: 山女で六曜とか、結構謎な部分はありますよね。シロはわりと元ネタのままですが。

せ: そして末原さんがメゲる、と。

E: 悲しいですね……(涙)。

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咲-Saki- 第152局[一片] トリプルトリプル

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「咲-Saki-」第152局[一片]ネリーがついに本領発揮!そして勝負は

ヤングガンガンNo.24(2015.12.18)が2015年12月4日に発売しています。

ヤングガンガン 2015年 12/18 号 [雑誌]posted with amazlet at 15.12.04スクウェア・エニックス (2015-12-04)Amazon.co.jpで詳細を見る
【過去記事】「麻雀漫画(咲-Saki-)」というカテゴリーをご… 続きを読む

千里山芸人魂 【咲-Saki- K大麻雀部SS】

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第152局 素数を数えるんだ

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【対談】『白糸台高校麻雀部かー』の作者さんと対談したよ!(2)

【クロスSSについて】
 「スレタイと引っ掛けるのが趣味なんですよね」
せ: 話がそれそうで怖いですが、
 『ノドカの牌』で懲りたというのは、霞さんの設定あたりでしょうか?

E: そうです。霞さんは人外っていうのだけはぼんやり決めてましたが、細かいとこは後付けです。
 それから、江戸時代のあとの、久さんと全国で戦った咲さんの設定ですね。
 あれはヒカルの碁にはない要素で、完全な後付けですw

せ: そうだったのですかー。
 自分、いくつかのクロスSSも読んでいますが、
 ノドカの牌はクロスとしては最高レベルの出来だと思っています。

E: ありがとうございますペッコリン
 『ノドカの牌』で、一つだけ言いたいことがありまして。
 スレタイの『ノドカの牌』は、ラストのほうの夢で和と咲が再会するシーンの
『和「だから……安心して眠ってください。私の胸でよければ……いくらでも貸しますから……」』
に引っ掛けたつもりです。恐らく誰にも伝わってない気がします。

せ: すみません、伝わってなかったですorz

E: 大丈夫です。伝わってた人はいないと思いますw
 スレタイと引っ掛けるのが趣味なんですよね。
「おー、スレタイをここで回収するかー」みたいなやつ好きなんです。
 ああ、言えてすっきりしました。

せ: せめて牌がカタカナならw

E: それはほら、「ヒカルの碁」ですからw

せ: クロスSSについてですが、忠実にストーリーを追いかけるだけの作品は、
 結局『ここはどう表現してくるのかな』というくらいの楽しみしかないんですよね。
 オリジナル要素があった方がいい、というのが『ノドカの牌』を読んだ素直な感想です。
 絶対に面白い。

【とある魔術の禁書目録について】
 「好きな作品の好きなシーンを、同じく好きな作品の好きなキャラでやってみたかった」
せ: そこで次の話題なのですが。
『とある魔術の禁書目録』は、実はせーやは小説未読なのですが、
 読んでなくても十二分に面白かったです。
 が、最近になってアニメ6話まで、コミックス最新16巻まで、小説1巻まで読んでみると、
 相当設定をうまく使っていたんだなと。
『背中刺す刃』とか『窓のない建築物』とかもインデックス使用なんですね。正直驚きました。
 この作品を『インデックス』でやろうとしたきっかけや、
 何をねらいにしていたのかを教えていただければ。

E: シスターズ編はご存知ですか?

せ: 1万体くらいアクセラレータにやられたやつですね。御坂妹超かわいいです。

E: ww 白糸台のラストとシスターズ編のラストがまるまる同じ
 (煌さんVSやえさん、と、上条さんVS一方通行のことです)なのも、ご存知ですか?

せ: 煌がアクセラレータで、やえが上条ですよね、ああ確かに。

E: 決め台詞がまったく同じなんです。

やえ「歯を食いしばれよ、《最強》」ゴ
煌「…………っ!!?」ゾクッ
やえ「私の《最弱》は」ゴゴゴ
煌(何……を……)
やえ「ちっとばっか響くぞッ!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

E: ここです。ここがやりたかった。

せ: これか!

E: 原作だと、最強《さいじゃく》、最弱《さいきょう》、とルビが振られています。
 禁書アニメ一期で一番盛り上がった(と私が思っている)シーンです。
 咲で言えば、「一旦お別れ──」レベルの。

せ: あー、あったあった!
 すみません、漫画喫茶で一生懸命一気読みしただけでしたが、確かにあった!
 2巻まで携帯ダウンロードで購入しましたが……ちょっと3巻買って読んでおきますw

E: 『ノドカの牌』で言えば、『久「プロになるのはあなたに任せた!」』みたいな感じですね。
 好きな作品の好きなシーンを、同じく好きな作品の好きなキャラでやってみたかった。

せ: まさかとは思いますが、そのシーンのためだけに4メガ使って伏線を練り上げた
 ……なーんてことはありますか。

E: 結果的にですが、そうなります。

せ: だめだこいつはやくなんとかしないと(褒め言葉)

E: ww 構想から執筆開始まで間があるのはそのためです。
 このシーンを書きたいために、学年対抗を5~6個分書けるのか?
 それ以外の部分を面白くできるのか? 大丈夫か? と自問自答してました。

せ: いや、実績ありますからね。
 ノドカの牌も、学年別も、闘牌をよくここまで面白く書けるなーと感心してばかり。

E: ありがとうございますペッコリン

せ: インデックスにおけるランクやレベルという設定は、
 この作品に+に働いたとは思いますが、投稿中、けっこう質問もありましたね。

E: ありましたね。

せ: レベルは能力の強度、ランクは支配力=必要なツモを掴み取る力、くらいに認識してました。
 それで十分でしょうか?

E: たぶん合ってると思います。

せ: 途中、ピカチュウかなにかでたとえられたときがあったのですが、
 自分はポケモンもやらないので完全にスルーした記憶がありますw

E: となると……やっぱり水とホースの喩えがわかりやすいですかね。
 支配力(確率干渉力・魔力)が大きい=保有している水量が多い。
 能力=ホース。
 強い能力ほど、ホールの口を絞ったみたいに、強く出力できる、みたいな。

せ: ランクは量のイメージなんですね。レベルが勢い=強さか。
 そういえばランクSは必ず能力者って設定がありましたが、
 どちらかが0の状態にはなりますか?

E: レベルは0になります。ランクは0にならないですね。

せ: ランクSでレベル4とか、レベル5でランクFとか。
 レベル0の場合はホースに相当する部分がなくなることになりますか?

E: そうです。レベル0は、ホースの口が閉じてます。

せ: たとえば和にとんでもないランクがあって、でもレベル0だから何も能力が使えない、
 なんてこともあるわけですね。

E: はい。あります。水(支配力・確率干渉力・魔力・ランク)は、
 マナとかチャクラとか気みたいなものなので、生きとし生けるもの全てが持っています。
 それを、能力、魔術、といった形で外部に出力できるかは、個人の資質によります。

せ: なるほどなるほど、やっと合点がいった。

E: あ、よかったです。

【ネリインデックスさんについて】
 「オリキャラだと割り切って書きました」
せ: ところでもう少しインデックスの話をひっぱりますが──
 ネリインデックスさんはネリーじゃなくてインデックスさんですよね。
 まだ作品で正体が明かされていないキャラクターを使うのは難しいと思いますが、
 ネリーさんについて意図したことがありましたら。

E: オリキャラだと割り切って書きました。
 スキルも全部インデックスからの流量です。人格もですね。

せ: 人格は明らかにインデックスさんですねw でも服装もけっこう似てるしなあ。
 スペルインターセプトとシェオールフィアは漫画でも出ていましたが、
 レベル4以下の能力を全部使えるというのは『インデックス』では見た記憶がないですが。

E: 通称:ペンデックスさんと言います。
 インデックスには自動初期モード、というのがありまして。
 原作一巻のラストのほうで、なんか暴走していたはずなんですが、それの流用です。

せ: 『ヨハネのなんとか』ですね。あったような気がしますが、なるほど原作にあるものでしたか。
 10万3000局の流用かと思っていました。

E: そうですそうです。

【元ネタ】
 十二使徒の一人、ヨハネから。
『ヨハネの黙示録』等の書物は「神の啓示による自動書記によって記された」
という聖書観も踏まえていると思われる。
【初出】 一巻
【解説】
 インデックスの魔力を全て用いて掛けられていた魔術。
 被術者の生命の危機など特定の条件を満たすと発動し、
 全く感情が見られない機械的な表情で魔術の解析・解説を始める。
 起動中は「覚醒している状態」で、インデックス自身はこの時の記憶は無いらしい。
 ただ、回復魔術説明時には意識があった素振りを見せている。
 本人曰く、「(意識のないときの言葉は)寝言を聞かれているようで恥ずかしい」とのこと。
 なお、『首輪』防衛時には魔力の開放や魔術の制御を行うが、
『自動書記』単体の起動には魔力を必要としない、らしい。
『首輪』と合わせ、『非人道的な防衛手段』からインデックスの最低限の安全を守る為、
 英国が設置した禁書目録の鎖の一つ。

 この術式は自動セキュリティでもあり、
 その真価は、記憶から魔道書の中身を知ろうとしたり、
『首輪』に干渉した者を自動的に排除する所にある。
 迎撃モード時は通常の『自動書記』時の特徴に加え、
 眼球の中に血のように真っ赤な魔法陣が浮かぶのが特徴。
 その際、一時的に魔力を解放し、10万3000冊の知識から敵対者の魔術を解析し、
 最適な対抗手段を持って対象を破壊する。

E: この部分です。

せ: ふんふむ。ネリインデックスさんは『照の相手』としては
(大人組を使わない限り)他に手がないというくらいの立ち位置ですからね。
 原作登場前でいい使い方だったと思います。
『インデックス』の設定には助けられたことも多いかと思いますが、
 苦労話などはありますか?

E: ほとんどないですね。インスピレーションを得られてよかったという記憶しかないです。

せ: 親和性が高いんでしょうね。ノドカの牌といい、本当にすばらな組み合わせだと思います。

【オリジナル設定について】
 「未知の能力を考える時は、作中にあるピースから広げよう、というのが基本方針です」
せ: ネリーはオリキャラというところから、それでは次の話題に行こうと思いますが、
 友清さんみたいな作者がいつまでも隠しているキャラクターや、チーム荒川(夜行)、
 さまざまな設定を独自に作られていますが、どうやって考えつくものでしょうか?
 特にまず聞きたいのが、照の『ギギギ』ですね。あの設定は秀逸すぎました。
 もうこの設定を超えられるものが思い浮かばなくて困っています。

E: この質問は答えを用意してあります。

せ: 準備いいなほんとに!

E: ちょっと長い話になります。
 まず、オリジナル能力、というものについて。
 淡「陽に照らされて星は輝く&咲「陽に照らされて花は咲く」

せ: おお、せーやの原点。

E: はいwこのSSの淡の、
 『役満のなり損ないを作る能力』なるあまりに感性溢れる素敵なオリジナル能力。
 これは、当時唯一の情報だった淡のダブリーを見て、
 そこから『あのダブリーは、天和のなり損ない』と発想を広げ、生み出されたそうです。
 未知の能力を考える時は、作中にあるピースから広げよう、というのが基本方針です。
 陽に照らされてシリーズでの『ギギギ』は、『牌がかしずく音』だったと記憶しています。
『ギギギ』なる能力を考える時に、この『ギギギ』というのが、
 ただの通称やゴッなどのオノマトペの域を超えて、
『能力に深く関係する、明確に意味のある音である』という発想は、このSSから来てます。
 音(および能力)の正体が明かされたときの、
「そういう音だったのか……」という純粋な驚き、そして、明かされる能力の背景、
 能力の持ち主である照の葛藤に、はふぅ、となりました。
 それを踏まえて、私なりに『ギギギ』が何の音かなのかを考え、
 照=天照から、『天岩戸が開く音』と決めました。
 最初に決めたのは、それです。
 あとはストーリー上の都合、アニメか何かで描写された国士無双のシーンから、
 白糸台のようになりました。

せ: そこは完璧だと思っています。本編でもそう来るんじゃないかな、と勝手に思ってます。

E: っぽいですよねw
 でも、ギギギ=牌がかしずく音のほうが、なんていうか詩的で叶わないなあと私は思ってます。

せ: 一つだけ気になったのは8連荘で役満確定、というところです。
 そこはもう原作とは違うと割り切りましたか?

E: もちろんオリジナルだとは最初から割り切ってます。
 ただ、原作では六連続和了までしか描写されてないと思うので、
 矛盾はしていないんじゃないかなーと私の中では整理してます。
 一応、八連荘しても『任意に止められる』って設定しましたし。

せ: それは私も研究したことがあるんです。
 照は『8連荘ができない制約』があるんじゃないかと思って。

E: ほう。

せ: そうしたら照が1年生か2年生のときの西東京予選で、
 照が東1局から9連荘トビ終了の点数表があるんですよね。

イメージ 1

E: 興味深い資料ですね。

せ: 照の連続和了はかなりがんばって考察したので、可能な限りの資料を集めました。
 そのときに限り照が照魔鏡を使っていないのも気になるところです。

E: 使う必要がなかった、とかですかね。
 あるいは、照魔鏡を使う際に、実力差があれば普通に和了れる、とか。

せ: 後者だと思います。何しろ都予選ですからね。

E: 打点に上限がある、という発想は興味深く読ませていただきました。

せ: というわけで8連荘ができることが発覚してしまい、
 せっかくのネタはお蔵入りになりました。
 うちの憩SSのやえvs照のネタになるかなと思ったのですが。

E: ネタ集めは大事ですよね。
 使えなくなったときのがっかり感もまた二次創作ならではかなと思います。

せ: 上限がないんだったら、
 役満⇒流局⇒役満⇒流局、のコンボでもいいだろと思ったんですよね。

E: ひwwwwどwwwいwwww

せ: それをしないのは、照が『役満をあがれない体質』か、
 それ以外の何かの制約がないとおかしいと考えて、最後はああいう考察になりました。

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咲-Saki-2015年新語・流行語大賞発表

日本咲協会が今年の流行語大賞TOP10を発表しました。期間2014年12月頃から・咲134話~、・シノハユ16話~・咲日和(BGVol.12~)・立-Ritz-年間大賞・つらよごし (小禄心)トップテン・左手を使ってもいいでしょうか (真屋由暉子)・カムイ (獅子原爽)・ハイテクノロジ… 続きを読む

悟沢空子「ハッピーかい、慕?」

転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1448972497/1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/12/01(火) 21:21:37 ID:7Gdptm.A耕介「麻雀牌売ったわ」悟空「でぇじょうぶだドラゴンボールがある」の後日の話で、立-Ritz-の話。2 :以下、名無し… 続きを読む

シノハユ5巻の感想

シノハユ5巻を購入しました。 シノハユ5巻の内容は基本的に全国大会の小学生の部が …

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【対談】『白糸台高校麻雀部かー』の作者さんと対談したよ!(1)

こんばんは、せーやです。

今日からしばらく、SSSの作者様との対談をアップさせていただきます。
その相手というのも、だれもが知ってる、

和「宮永さん、私のリー棒も受け取ってください」咲「う、うん!」
咲「え? どの学年が一番強いかって?」
咲「ノドカの牌?」
【咲SS】景子「折れた刃は錆びつかない」【越谷女子】
淡「ここが白糸台高校麻雀部かー!」

などの作者である『Eさん(仮名)』です。

2ちゃんねるでSSSを読んでいる方なら、
2014年度にしてSSS最長を誇る『白糸台高校麻雀部』は当然ご存じでしょうし、
ジャンプっ子なら『ノドカの牌?』は当然知ってるでしょうし、
何より『学年対抗』はSSS人気投票で1位を争う知名度の作品です。
まずはその経緯から、簡単にご説明いたします。

始まりは200回目のSSS感想で『白糸台高校麻雀部』を取り上げた際に、
作者本人からのコメントが来たことでした。

> いつも楽しく拝見しています。取り上げていただく度にガッツポしながら読んでました。
> 自分の書いたお話にこれだけ丁寧な感想をいただけるというのは、書き手として望外の喜びです。

お、おう。これだけの作品書かれてる方からこんなに丁寧な感想もらったら、こっちもびっくりだぜ!

> 私も語りたいことが山ほどあるのですが、一つだけ、白状しておきます。
> チーム《煌星》は、こちらの憩SSの三箇牧をパクりました(平伏)

ガタッ(立ち上がる音)

「ちょっ、どういうことだってばよ!」<生の声

ええ、コメントを読んで立ち上がって叫んだのはこれが初めてでした。

というわけでせーやのコメント返信がこう。

> 語りたいことをぜひ山ほど語っていただきたいところです。
> もしよければチャットで心ゆくまで語らせていただきたいです。
> いろいろと質問もありますし、準備して対談に臨ませていただきます(を)。

ここで話が終わっていたので、結局対談があったのかなかったのか、
気になっていた方もいらっしゃったのかもしれません。

結論から申し上げると、11/29(日)夜に4時間のチャット対談をさせていただきました。

> 対談というと大袈裟ですねw 私もSSSは好きなので、ぜひお話してみたいです。

ぃよっし!アラタチャンナミノガッツポ

こうして快諾の返事をいただき、skypeネームを確認して早速対談準備へ。
最初にお話をしたのが11/21(土)午前一時(要するに金曜深夜)。
せーやもこのとき、最初から『白糸台』を読み直していたので、
できれば全部読み直しが完了してから対談したいことと、
作品の内容についていろいろと伺いたいということと、
話の流れで作品以外のことについても飛ぶかもということを伝えたところ、

E: 私の書いたお話について以外のことですね。
E: 例えば、『好きなSSSは?』みたいな。
E: アンパンザウルスです!

質問する前に自分から質問を提示しておいて何も口をはさむ間もなく返答までされたーっ!?

せーやも相当テンションあがってましたが、Eさんも相当なテンションのあがりっぷり。
その場ですぐに対談したかった気持ちをぐっとこらえて(深夜1時)、
1週間後の日曜日にお話をすることになりました。

あ、ちなみに私の一番好きなSSSは?と言われたら、今は絶対に『デヤゴスチーニ』です。

【対談開始】

せーや(以下『せ』: はい。それでは始めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします(ペッコリン)。

作者さん(以下『E』: よろしくお願いいたします。

せ: 今回こうして対談をさせていただくわけですが、
 お名前を書いたところはすべて後で検索かけて、全部『Eさん』に直しますのでご安心ください。

E: かしこまりました。お好きなように読んでいただければ。

せ: そして対談することが決まってから1週間で何とか全部読み直せるか……と思ったのですが、
 さすが4メガ、まだ準決勝に入ったばかりのところでしたorz
 思い出せないところも多々あるかもしれませんが、ご容赦ください。

E: いえいえ。読み直そうと思っていただけただけで有難いです。

せ: 4メガって、普通に小説10冊以上ありますからね。短時間では終わらない量でした。読みが甘かった。

E: はい。自分でも、せっかくなので文字数数えてみたんですが、すごく多かったです。

せ: で、こちらでもいくつか質問は準備してありますが、
 話はいくらでも好きなように飛んでかまいませんので。
 あとで似た話をまとめたり、順番入れ替えたりするかもしれませんが、
 伝えたい趣旨は改竄しませんので。

E: かしこまりました。何かのネタになればと、いくつかご用意もあります。

【『白糸台』の文章量について】
 「学年対抗を5~6個分書くつもりで書きました」
せ: それでは、1つ目の話題にいきますね。
 まさに私が聞きたいのはその4メガという膨大な量です。これを1年かけて製作、投稿されたわけですが。
 半荘10回の戦いを、予選、2回戦、3回戦×2、準決勝、決勝と全部で6回。
『学年別対抗戦』の軽く6倍あるわけですよね。
 これを描ききる自信というか、見込というか、どこまでを念頭に置いてあったのかと。

E: おっしゃられたことそのままなのですが、
 学年対抗×5~6個分だなというのは最初に分かっていたので、
 単純に学年対抗を5~6個分書くつもりで書きました。
 半年から一年くらい掛かるかなと思っていたので、概ね予定通り終わりました。
 100キロマラソンみたいなものです。20キロは走ったことがある。
 なら、100キロはそれを五回繰り返せばいい。みたいな。

せ: 筆力がすげえ……『テキストで』4メガですよね?

E: はい。文字数は170万字でした。学年対抗が42万字だったようなので、概算ぴったりです。

せ: メガ単位の小説は自分も書いたことがありますが、普通は1年で終わる量じゃないですよね。
 ペースとしてどれくらいで書かれたのでしょうか。

E: それについては資料を用意しております。

せ: あるんだ資料!

E: ちょっと長くなりますね。
 私は出先ではガラケーでちまちま執筆します。
 その際、パソコンからガラケーに本文を転送し、加筆して送り返す、というやり方をしています。
 なので、パソコンのメールの履歴を遡ると、大体いつ頃どのあたりを書いていたかがわかるのです。
 というわけで、記録や記憶を頼りに、構想から投下終了までの足跡を追ってみました。

2013/01月頃
白糸台の構想を練っていたのが「ガイトさんにまだ少し侮る気持ちが残っていた頃」と私自身がどこかで言っています。
ので、遅くとも2013年1月頃(学年対抗執筆・投下時期)にはアイデアが頭にあったようです。

2013/04/25
咲11巻発売(二回戦決着から準決勝先鋒戦開始直前まで)

2013/04/28
『憩 -Kei-』連載開始

2013/06/03
『憩 -Kei-』にて桃子、友香、淡、咲が出揃う。
 チーム煌星のメンバーは『憩』の三箇牧のパクリなので(平伏)、これ以降のどこかで電流が走ったことになります。

2013/10/初旬
それまで書いていたオリジナル小説を書き終えました。

2013/10/中旬
淡「ここが白糸台高校麻雀部かー!」書き始め。

2013/10/25(煌と淡の出会い初日)
淡「えー!? じゃあ、ハナダの能力って『絶対にトばない』なの?」

2013/11/02(チーム結成編・やえVS臨海メンバー)
 チーム結成編は、煌星→幻奏→豊穣→(略)→逢天の順番で書きました。
やえ「そして、他家の持つ風牌の種類と数を見抜く《風見鶏》……あんたの目には、私の待ちがシャボに見えたか? 残念ながら、それはハズレだ」

2013/11/06(チーム名の草案)
煌星、豊穣、白蛇、逆鱗、審判、破魔、運命、業魔
注:順に、煌星、豊穣、久遠、逢天、新約、永代、幻奏、劫初のこと。

2013/11/10(チーム結成後。修行編冒頭)
やえ「ふん、合同合宿なんて大事なことを、リーダーの私になんの相談もなく事後報告とはな」

2014/02/10(A・Bブロック三回戦終了)
 SS速報に投下開始。(この時期はメールの履歴がなかったのですが、A・Bブロック三回戦を書き終え、C・Dブロック三回戦を書き始めたくらいで、投下した記憶があります)

2014/03/05(C・Dブロック三回戦・副将戦前半)
純(ふうん……相変わらず能力者でもねえのに面白いように流れを引き寄せやがる。だが――)タンッ

2014/04/28(準決勝・次鋒戦後半、透華冷たくなる)
友香(これがランクA強の全体効果系能力者……三回戦の副将戦は、こんな次元の人間が四人で戦ってたことになる。支配者――呼吸するように奇跡を起こす者。わかっちゃいたけど、めちゃキツいんでー)

2014/05/21(決勝戦直前)
やえ(昨日一日で、なんとか集められるだけの材料は集めた)

2014/06/05(決勝戦・先鋒)
純(この刀野郎、ナメた真似してくれるじゃねえか。いや、差し込みでも点棒は点棒。有難くもらってやるけどよ)

2014/06/30(決勝戦・次鋒)
友香「私は自分を曲げない。私が曲げるのは、リーチ宣言牌だけでー」

2014/07/16(決勝戦・中堅)
久「試合はここで折り返しになるけれど、和的にはどうかしら?」

2014/08/01(決勝戦・副将前半終了)
憩(あぁ……こんなしんどいんは初めてや。去年やってここまでやなかったで……)フゥ

2014/08/30(決勝戦・副将戦終了)
淡(どうかな、みんな。私……ちゃんと《煌星》のエースになれたかな……?)

2014/09/17
書き溜め終了報告

2014/11/14
投下終了

E: こんなペースです。決勝戦が始まってからは、少し疲れたのか、ちょっと失速しました。

せ: 1か月で半荘5~6は進むってことですか……いや、これは早いわ。

E: 『学年対抗』は一ヶ月~二ヶ月で書きました。なので、そんなにペースは変わってないです。

せ: 相当早いなという感じはありましたが、これは予想以上でした。
 書かない日というのはありましたか?

E: 書けない日はありました。でも書こうとしない日はほぼなかったと思います。

せ: 愛ですね!

E: そうですねw よっぽど書きたかったんでしょう。

【原作設定との差異】
 「未知のカプを作るにあたって、やっぱり大事なのは出会いのシーン」
せ: 『白糸台』はまとめてくれるサイトがないので読んでない人も多いと思うんですよね。
 そういう人はたいてい『学年別』が一番長い咲SSだって錯覚してると思います。非常にもったいない。
『学年別』はあれはあれで非常に良いものですが、『白糸台』はアプローチの仕方が完全に異なりますよね。
 原作の関係性を完全に残さないというのも面白かったと思います。
 和と優希が知り合いじゃなかったり、特に違和感大きかったのは憧と穏乃が無関係だったりと。
 そのあたり残そうとしたりは考えなかったのですか?

E: ストーリーの都合上、そうしたほうがよさそうだったからそうしたのだと思います。
 原作エピソードを白糸台での校内戦に落とし込む、という手法をとったために、白糸台での対局がない一年生は、原作の関係を踏襲できなくなったんだと思います。
 白糸台で出会って仲良くなる、という場面も書きたかったですし。

せ:『出会い』という言葉が出ましたが、実はこの作品の構成の大きな要素ですよね。
 煌と淡が転校してきて、すでにさまざまな『出会い』が終わったところからのスタート。
 それが後から暴かれていくという。
 最初から積み上げていくと冗長になることも多いですが、
 ある程度関係性が出来上がったところから過去にさかのぼると引き込まれるんですよね。
 うまいなあ、と舌を巻きました。
『出会い』という点ではどの関係も思い入れは深いと思いますが、
 特にこのキャラとこのキャラについて思い入れが強い、というものはありますか?

E: 原作にない出会いなら、
 煌さんと淡さん、憩さんとやえさん、怜さんと和さん、久さんと憧さん……。
 あ、主要メンバーばかりですね。
 未知のカプを作るにあたって、やっぱり大事なのは出会いのシーンなので、
 マイナーカプ勢の出会いはわりかし固めた記憶があります。

せ: 怜と和は反則級ですね。
 和が入学してくる前から、やえさんから怜に事前情報が与えられていたなんて……後付じゃないですよね?

E: ……とても申し訳ないんですが、後付けの気配がします(苦笑)。
 基本、後付けで肉付けする書き方をするもので。

せ: あー、これは後付かそれとも最初から設定に入れてたのか、
 けっこう怪しいのがあったんですが、あるあるですね、なるほど。

E: 書いていて、「あっ、このアイデア良い」と思ったら、とりあえず盛ってみますね。

せ: 作品が完成してからもう一度書き直せるなら、うまく伏線を入れなおせるんですけどね。
 途中から投稿始めましたから、訂正きかなくなりますよね。

E: そうなんです。なので、できる限り破綻が起きないように、かなりの文量書き溜めてから投下をしました。
(投下した時には、既に照とネリーが戦ってた気がします)

せ: そこまで投稿を我慢できるのがすごいですね。
 自分なんか、書いたらすぐに投下したくて我慢がききませんw

E: それをやったのが『ノドカの牌』です。懲りましたw

(続きます)

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【SSS感想】菫「今週の宮永照お世話係は淡だから」

菫「今週の宮永照お世話係は淡だから」本編

ジャンル:ほのぼ……の?
メインキャラ:照、きれいな淡、菫、誠子、尭深
カプ:照×淡
内容:白糸台高校麻雀部には一週間ごとに回ってくる役目があった。今週は一年生エースである淡の番。何をするのか分からない淡に、菫が分かりやすく教えた。

菫「1週間、宮永照をお世話をする係だ。頼んだぞ」

淡「嫌どす」

以下、ネタバレ注意

『きれいな淡』の感想が書けるように、この作品はずっとリストにいれてありました。
やっぱりきれいな淡はかわいいですね。

かつて、まだ淡の口調が判明していなかった頃、
SSSの書き手たちは、淡の性格と口調を、予想で書くようにしていました。

この作品は、そんな淡──通称、きれいな淡、の中の1つです。
投稿日を見ると、2012年8月。
まさに淡の口調が知れ渡るほんの少し前ということです。

最初でいきなり淡が「嫌どす」とか言い始めるので、
『あれ、照どすシリーズかな?』と思いますが、
どうも作者さんが別の方のようなので、ただの本歌取りだと思われます。

いくつかある他のきれいな淡たちと比べてみると、
今作は少しだけ口調が悪くなっているところがあるので、
正確には『ちょっときれいじゃない淡』くらいなんでしょうが、
かわいいのでやっぱり『きれいな淡』でいいと思います(何)。

『きれいな淡』は性格的にもしっかりしていることが多いので、
よくある『なんでもできる完璧超人淡』になりがちなのですが、
今作はできないところやわがままなところをふんだんに残しており、
口調以外は今の淡とそこまで大きくは変わらないというところも魅力的な理由の1つです。
具体的にはカレーライス以外の料理ができない、とか。
そんな淡がたまらなくかわいいわけですね。やっぱりきれいな淡は最高です。

作品の構成としては、起承転結型のよくあるパターンのように見えますが、
転の部分がそこまで重たいわけではない、咲SSにちょうどいい障害になっています。
読後感も悪くなく、とてもすばらな一品ですね。
面白いSSSを本当にありがとうございました。

今度、きれいな淡の作品だけを一度まとめてみようかな。

続きを読む

シノハユの舞台になった2つの区役所に行ってきました

こんばんは。都内在住のいぬもにです。関西にお住まいのひでさんが、先月の三連休に東京にいらっしゃるとのことで。シノハユの舞台になった2つの区役所をご案内してきました!まずは、水道橋駅か後楽園駅最寄りの文京区シビックセンターへ。祝日でも、展望台に行けるのが有難… 続きを読む

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穏乃「宥さん、誕生日おめでとうございまーす!!」宥「え?」灼「あれ?」 続きを読む

優希「戦いの秋」【咲-Saki-】

1 : ◆FYW.3i5lks 2015/11/25(水) 03:19:50.30 ID:6rXjNSFC0 夏が終わり、暑い季節は過ぎて涼しい風が吹き抜けていく季節になった 旧校舎の部室は広く大きいけれどガタがきていることもあって隙間風が少々肌寒いような気さえする とはいえ、暑いのよりはいくらかマシだ 中間試験ものどちゃんと咲ちゃん、染谷先輩、ついでに京太郎の協力もあってなんとか補習は避けられた 最近は、集中力が特に増 続きを読む

ハオさまのいうとおり! 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです※登場人物など詳細についてはアバウトをどうぞ※環境によってはハオの名前が上手く表示されないかもしれませんが、強く生きてください恭子「お、おったおった」ハオ「恭子? 何かご用でしょ… 続きを読む

ハオさまのいうとおり! 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

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【SSS感想】耕介「慕が高校入学して寮に入った」【咲-Saki-/シノハユ】

耕介「慕が高校入学して寮に入った」【咲-Saki-/シノハユ】本編

ジャンル:ほのぼの
メインキャラ:慕、耕介、他
カプ:慕×耕介
内容:慕が寮に入ってから一週間。慕は無事でやってるだろうか、友達がみんな一緒だから困ったときでも何とかなるだろうけれど、それでも心配は心配。というかさびしい。ずっと二人で暮らしてきたから、いざ一人になると……。

以下、ネタバレ注意

実は慕メインのSSSはほとんど紹介していないことに気付いた……!

慕×閑無が1つ、そして名作デヤゴスチーニでもう1つ。合計2つ。
「初恋の子、思い出しちゃった?」ですっかり慕リチャモードになったので
確かいろいろ感想候補があったよなーと引っ張り出してきたのが今作になります。

『かわいいは無敵』というキャッチフレーズが似合う慕さんですが、
今作はまさにかわいいを前面に押し出した感じに仕上がっています。
慕が耕介に無邪気になついていくのがはてしなくかわいいわけですが、
耕介が慕をほめたりかわいがったりして照れたりするのは、
まさに『無敵』と言っても遜色ありません。

そして寮に入る高校生の頃には、もうすっかり髪も伸びてるんでしょうね。
黒髪ロングはせーやも大好物ですが、
ショートカットの慕も大変にかわいらしくて大好きなんですよねえ。

それにしても慕は誰とカプになってもやっていけますね。
リチャは当然として、はやりんとだってうまくできるでしょうし、
閑無もアリですが、閑無にはこちらも無敵のヨメがいるからなあ。
最近の流れでは心ちゃんが案外にかわいくて、
慕×心はやれといつも願っています。

まあ、シノハユ自体がまだまだ未開拓の分野なので、
これからたくさんのカプが生まれつつ、
慕リチャやニワチョコなどの基本カプはどんどん数を増やしてほしいですね。

あと、公式が慕リチャ推しだというのなら、
慕はもっと耕介にアピールすればいいと思うのですがそのあたりいかが。

さて今作。

とにかく頭の中が耕介のことでいっぱいな慕かわいい。
一緒にいたいと言われてでれでれしてる慕かわいい。
とにかく慕かわいい。かわいいは無敵。
そんな作品です。

慕が大好きなら、幸せになれるこの作品はぜひ読んでおくといいと思います。
あと作者さんは続き書けばいいと思います。

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